オーシャンアローくろしおのグリーン車



紀勢本線を走る特急くろしおの中の、オーシャンアローくろしおのパノラマグリーン車に乗車した際のレポートです。

オーシャンアローくろしおは、283系で先頭がイルカのような形をした特徴的な車両です。
そのイルカのような部分がグリーン車車両です。

新大阪駅に停車中のオーシャンアローくろしお

新大阪駅に停車中のオーシャンアローくろしお

私が乗車したのは、新大阪駅―白浜駅間です。

そして、通常は1号車がグリーン車になるのですが、繁忙期などは、一番後ろの9号車もグリーン車になります。
私が乗ったのは9号車のグリーン車でした。

なお、7~9号車は、白浜駅行きで、白浜駅で切り離しされます。

という事で、写真とかは9号車のグリーン車です。
1号車がこの列車の中心なので、1号車として書いてみます。
といっても、9号車のグリーン車と席番が違うだけで、大きな違いはありません。

オーシャンアローくろしおのグリーン車は、1号車と9号車です。

各々の車両まるまる一つがグリーン車となっています。

グリーン車の車内を後ろから見たところ

グリーン車の車内を後ろから見たところ

グリーン車の車内を前から見たところ

グリーン車の車内を前から見たところ

座席配置は、2人席と1人席の横3列構造です。

座席番号に関しては、1号車で説明します。
席番は、白浜駅方面に向かって、前から1・2~11となっています。

座席配置は、真ん中の6番席で、一人席と二人席が入れ替わります。

一人席と二人席が入れ替わる部分

一人席と二人席が入れ替わる部分

前半分に関しては、左側が2人席で、窓側席がA席、通路側がB席となっています。
右側の一人席はD席となっています。

後ろ半分に関しては、右側が2人席で、窓側席がD席、通路側がC席となっています。
左側が一人席のA席となっています。

で、真ん中の6番席は、両側とも一人席で、左側が6A席で、右側が6D席です。

ちょっとややこしいので、席番表を付けておきます。

オーシャンアローくろしお1号車の席番表

←白浜駅方面  オーシャンアローくろしお1号車の席番表

なお、9号車も、白浜駅方面に向かって同じ席番となっています。

この途中で、一人席と二人席が入れ替わる構造は、なかなかいいんですよね。
なぜなら、一人席が欲しかったり、二人席が欲しいとか限定するときに、右側・左側どちらの席も選択できるからです。

座席ですが、さすがに大きくゆったりしています。シートの硬さはやや硬めだと思います。
そして、枕もあります。

シートピッチも広く、フットレストもあります。

テーブルは、インアーム式のテーブルです。
正直、ちょっと小さめです。
景色のいい紀勢本線のグリーン車テーブルとしては物足りません。
ノートパソコンを広げて仕事をするのはかなりきついと思います。

座席

座席。テーブルを出したところ。

座席背面には、マガジンラックと袋などをひっかけるフックがあります。

座席背面

座席背面

窓の横には、ペットボトルを置くくらいのスペースもあります。

座席周りの収納は普通ですかね。
もちろん、上の荷物棚もありますよ。

あと、コンセントですが、私が探した限りではありませんでした。
これはマイナスです。

グリーン車車内は、カーペット敷きで、オレンジ色の落ち着いた照明となっています。

車内販売は、以前はあったんですが今はありません。
加えて、自動販売機もありません。

車窓ですが、白浜駅方面に向かって、左手の窓側席は、梅田の超高層ビル街や大阪ドームを望むことができます。

反対の右側は、所々で太平洋を望むことができます。

梅田の超高層ビル街

梅田の超高層ビル街。大阪駅はショートカットします。

太平洋

御坊‐紀伊田辺間で見ることができる太平洋

それと、パノラマ車両となっていますので、最前列は前面展望を望むことができます。

前面展望

パノラマグリーン車なので、最前列では前面展望を楽しめます

おすすめの座席は、1号車の1D席です。これだと、前面展望も横の展望も両方楽しむことができます。
ちなみに、1AB席だと、前に運転席があるので、前面展望を少し邪魔されます。

なお、窓はかなり大きめです。
前後2列で一つの窓なので、進行方向を見て、後ろ側の窓割だと、かなりの展望をえることができます。

参考までに、1号車の場合だと、1番席のみ一人窓なので、白浜駅方面に向かっては、奇数席がおすすめという事になります。ただし、オーシャンアローくろしお以外は見事に異なります。

他に書くことといえば、グリーン車車両のトイレは、男性用小便器と女性専用トイレしかありません。
なので、男性が大をする場合は、さらに遠くのトイレまで行かないといけません。

以上、オーシャンアローくろしおのグリーン車レポートでした。

287系くろしおや289系のくろしおと比べると、正直、グリーン車としてのグレードは下だと思いますが、展望という点に関しては優れていると思います。

グリーン車に乗るだけの価値はあるのではと思います。

2018年1月上旬

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