シャモニーの治安



フランス東部、アルプスのおひざ元にある街シャモニー。正確にいうと、シャモニー・モン・ブラン。

この名前からも分かるとおり、アルプス最高峰のモンブラン登山の拠点の一つにもなっている街です。あと、第1回の冬季オリンピックが開催された街でもあります。

ゆえに、シャモニーは登山とスキーのリゾート地としても知られます。

そういったことから、日本からもたくさんの登山者やスキーヤーが訪れる街です。

海外に行くうえで、やはりやはり気になるのは治安です。

私は、2017年7月に、モンブラン登山でシャモニーを訪れました。その時の経験と登山ガイドの人が教えてくれたシャモニーの治安について書いてみました。

シャモニーの街中

シャモニーの街中

シャモニーの街中

街中を通る車はほとんどいません

教会とブレヴァン

教会とブレヴァン

結論から言うと、治安はものすごくいいです。シャモニーよりも治安の悪い場所は、日本でも多数あります。それくらい治安がいいです。

シャモニーの人口って約1万人です。なのに、通りにはたくさんの人が歩いています。そうなんです。観光客の数が半端ない。

シャモニーは世界中から観光客が訪れます。観光客は、わざわざ犯罪を犯しませんよね。それに、シャモニー自体の治安もすごくいいそうです。

私も、一人でガンガン街中を散策しまくりました。昼寝なんかもしました。それでも滞在期間中の6日間で、「危ない」とか「こわい」と感じたことは一度もありませんでした。

人通りがある明るいうちなら、女性が一人で歩いても全然問題ないと思います。しかも、夏場であれば、やや白夜なので、暗くなり始めるのが22時以降。23時くらいならがっつり人通りがあります。

そんな治安のいいシャモニーですが、手荷物はしっかり管理しておいた方がいいです。

ひったくられるとかそういうことはありませんが、ガイド曰く「落し物は基本的にもどってこない。ありがたく頂戴される」。

私は、ピッケルをロープウェイのなかに置き忘れたのですが、あとで問い合わせても見つかりませんでした。まあ、仕方ない。

シャモニーの治安についてはこんなところですが、せっかくなので、シャモニーについて参考になりそうなことを書きます。

まず、言葉。メインはフランス語ですが、世界中から観光客が訪れるため、英語は大体通じます。でも、さすがに日本語は厳しいです。

とはいえ、シャモニー在住の日本人もいますし、日本人観光客も結構います。

モンブランに登らなくても、富士山よりも高いエギーユ・デュ・ミディにロープウェイで行けたり、多数のハイキングコースもあり、一大山岳リゾートだからです。

次に物価ですが、日本と同じくらいではないでしょうか。
小さいスーパーも数軒あります。

シャモニーでは、現金よりもカードが便利です。ほとんどの店でカードが使えます。というか、カード文化です。VISAならどこでもいけると思ってもいいのかな?

それから、驚くべきは登山用品の価格です。異常に安いです。だいたい日本の3割安だと思っていいです。

スポルティバとかスカルパなどの厳冬期用の本格アルパインブーツなんか、4割引きレベルでした。日本では定価が原則ですから、驚きの安さです。

おまけに、登山用品を扱っている店がたくさんある。スネルスポーツという大型店もあるし、大型店でなくても品ぞろえがすごい。私も、レンタルでいいやくらいの気落ちで持っていなかったヘルメットを買いました。

その次は、飲食店についてです。

色々な飲食店があります。私のイメージだと、イタリアンが多そうでした。もちろん、イタリアンだけではありません。日本料理店もありますし、高級フレンチがリーズナブルな価格で食べられる店もあります。本当に、いろいろなジャンルの店があります。

そして、オープンテラスがあるカフェや飲食店はあちこちにあります。日本では考えられないくらいあちこちにありますよ。

それから、日本のとは違いますが、モンブランを食べてみるのもいいかもしれません。

飲食店ではないのですが、公衆トイレもところどころにあります。しかも、かなりきれいです。

次は、シャモニーの景色についてです。

シャモニーはシャモニー谷に開けた街です。なので、周りはまさに山山山。

しかも、めちゃめちゃ高く、かつ急なので、山を見上げる首の角度が違います。日本の新穂高なんかもよく似たシチュエーションですが、新穂高から見る山々に+1000mと考えたら、知っている人はそのすごさが想像できるのではと思います。

エギーユデュミディ等の山々

エギーユデュミディ等の山々

モンブランの山頂は6㎞しか離れていないので、晴れたらくっきりはっきり見ることができます。

そのモンブランを街中から撮影するポイントとして有名なのは「ソシュールとバルマの像」の前です。この銅像は、モンブランを指さしています。同じような格好をして撮影するのがおすすめです。

ソシュールとバルマの像とモンブラン

ソシュールとバルマの像とモンブラン(真ん中の雲がかかっている山)

最後は、シャモニーの気温です。シャモニーの標高は約1000mです。私がいた7月上旬の昼間の街中の気温は20~25度くらいですごく過ごしやすかったです。

でも、早朝は15度くらいまで下がったので、やや寒かったです。

冬場の気温に関しては、私にはわかりませんが、スキーをするレベルの服装なら問題ないと思います。

以上、シャモニーの治安等についてでした。

2017年7月上旬

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