三原山(三原台)登山
三原山は、鳥取県と岡山県の県境にある標高1115mの山で、中国100名山の一つでもあります。
ただ、山頂に続く登山道はないので、基本的に雪山でないと山頂自体に行くのは困難な山です。
でも、その手前の三原台(標高888m)までは、登山道がありますので、そこをゴールとしています。
その三原山(三原台)を登山した時の登山レポートです。
三原山の登山口は、県道117号線を上って行った終点です。
地図を付けておきます。
ただ、この道は完全1車線の上に、余戸の集落から先は中央部に草が生えているような道です。舗装はしていますが、車高が低い車は無理だと思います。
加えて、農作業の車とすれ違いがあったりしますので、国道482号線脇に駐車場にできるくらいの待避所がありますので、そこに車を置いて行った方が無難です。
私は、バイクだったので登山口まで行きましたけど…
三原山の登山口は、車を数台停めることができるくらい広くなっています。トイレはありませんので、済ませておきましょう。
準備をして、三原山登山開始です。登山口には「三原台地 山菜・山野草採取禁止」との看板があります。
最初は、森の中のやや急な登山道です。でも、急登というほどではありません。
ちょっと意外だったのは、この登山道、藪漕ぎも覚悟していましたが、そんな個所はないどころか、ハッキリと分かりやすい登山道です。
それにしても、完全な森林浴です。気持ちいいです。
森林浴をしながら、進んでいきます。
ある程度登ると、道は少し平らな区間が続きます。
そして、最後、もう1回登るとパァっと森を抜け、三原台が広がります。
ココがゴールです。
三原台は、山の中に広がるススキの原です。秋は、一面のススキに覆われるようです。
正面には、三原山の山頂が望めます。でも、確かに登山道はないようです。
そして、ウスイロヒョウモンモドキの保護のためネットがあります。地元の人曰く「シカが植物を食べ、蝶の食物がなくなるからの鹿よけネット」という事でした。
少し休憩し、来た道を戻ります。
三原山(三原台)は、雰囲気はとてもいい場所です。
ですが、山頂に立てるわけではありませんし、景色がいいという事もないです。
なので、中国百名山を登るという観点でもなければ、それほどおすすめの山とは言えません。
ただ、雪山で頂上まで行くのであれば、良さそうな気がします。
いつか、雪山で登ってみたいものですね。
あと、ウスイロヒョウモンモドキという蝶を見るのであればおすすめです。
登山というより、ハイキングレベルなので、気軽に見に行けるのではと思います。
以上、三原山(三原台)登山レポートでした。
コースタイム 登山口 → 45分 三原山(三原台) → 35分 登山口
2018年5月下旬
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