九州横断特急 乗車レポート



九州横断特急は、人吉駅と別府駅を結ぶJR九州の特急列車です。

九州横断特急は、名前がちょっと変わっていますよね。普通は、特急〇〇という所ですが、特急九州横断特急なんですよ。

九州横断特急は、名前のとおり、豊肥本線で九州を横断します。別府駅を出て、大分駅を経由して、豊肥本線で熊本駅に行き、そこで進行方向を変えて、人吉駅に向かいます。九州をS字のような感じで走っていたわけです。

しかし、2016年から、熊本駅と別府駅を結ぶ特急列車になりました。

でも、ただの特急列車ではなく、観光列車の位置づけでもあります。熊本駅-宮地駅間は、車内販売もありますし、写真撮影等、様々な趣向を凝らして楽しませてくれます。

九州横断特急

熊本駅に停車中の九州横断特急

この九州横断特急を熊本駅から大分駅まで乗車した時の個人的な口コミ・評判というか乗車レポートです。

まず、九州横断特急は、3両編成の特急列車です。ちなみに、私が乗車した2015年は2両編成でした。

別府駅方面に向かって、1号車・2号車・3号車と並んでいます。1号車は普通車指定席で、2号車は普通指定席と自由席の車両です。
3号車は自由席車両です。

グリーン車はありません。

車内は、木目調の落ち着いた雰囲気です。

九州横断特急の車内

九州横断特急の1号車車内

座席配置ですが、2列+2列の横4列シートです。

自由席は関係ないので、1号車の指定席の並びを解説すると、別府駅方面に向かって、1・2・3~13となっています。

左手の窓側がA席で通路側がB席、右側の窓側がD席で通路側がC席となっています。

私の座席は、1号車の1D席を予約しました。なぜなら、1D席だと、ちょっと遠いですが前面展望も横の景色も眺めることができる席だからです。

1号車1C・1D席

1号車1C・1D席。窓枠にはドリンクを置くような浅いくぼみが。

実際に、立野駅のスイッチバックや雄大な阿蘇の景色等を望める九州横断特急の前面展望は最高でした。

立野駅のスイッチバック

前面展望で見る立野駅のスイッチバック


前面展望

前面展望は最高です。阿蘇の外輪山を望む。

で、座席ですが、深い緑のような青のような色の座席です。座り心地は悪くないです。シートピッチは普通指定席としては普通です。

テーブルは、座席背面式のテーブルです。これもまた普通の大きさで特に特徴はありません。あと、テーブルの下には、網状のマガジンラックがありますので、ペットボトル等を入れておくことができます。

それと、窓の所にも、少し幅がありますので、ペットボトル等を置くことができます、というか、ずれないように丸く一段掘り下げてあります。

座席周りに関しては、まさに普通って感じです。
もちろん、コンセントはありません。

で、車窓からの景色ですが、これはピカイチですね。九州横断特急はスピードが遅いので、景色をのんびり楽しむことができます。

そして、前面展望は、緑に囲まれた豊肥本線を走るだけあってものすごくいいです。

D席に関しては、なんといっても阿蘇山の眺めが最高です。これに尽きます。

車窓から見る阿蘇山

D席の車窓から見る阿蘇山。左のギザギザが高岳。

反対側のA席は、阿蘇の外輪山の眺めがいいですね。

A席・D席ともに景色はかなりいいです。
立野駅ではスイッチバックもあり、これに関してはD席の方がいいですね。

おすすめの座席は、やっぱりD席です。なかでも、私が予約した1号車1D席は前面展望も見えて最高です。ただし、前面展望が見れるのは、熊本発、別府駅行の下りの九州横断特急だけです。

下りの場合は、ぜひ1号車1D席を指名買いしてみてください。

ただし、九州横断特急は、観光列車の性質もあり、人気があります。土日祝はけっこう席が埋まりますので、早めに予約しておいた方がいいですよ。

ただ、阿蘇駅や宮地駅でかなりの人が降ります。

以上が、九州横断特急の乗車レポートです。

2015年8月上旬

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