指宿のたまて箱



特急指宿のたまて箱は、鹿児島中央駅と指宿駅を結ぶ特急列車です。略して「いぶたま」なんて言われています。

この特急指宿のたまて箱号は、JR九州の観光列車のひとつで、大変な人気があります。他の観光特急が繁忙期のみの運転というのが多い中、指宿のたまて箱号は、毎日3本ずつが運転されています。

この指宿のたまて箱を乗車した時の個人的な評判というかレポートです。

指宿のたまて箱

鹿児島中央駅での特急指宿のたまて箱

まず、指宿のたまて箱は、全車全席指定席です。座席の料金は、普通車指定席と同じです。全席指定席という事は、予約が取れないと乗れないという事です。

で、座席のバリエーションが豊富です。
何といっても特徴的なのは、海側に面した1人用のカウンター椅子席です。

ほかにも、ソファー席やボックス席なんかもあります。
もちろん、2人掛けの普通の席もあります。

いったいどの座席を予約するのがいいのか悩みます。もし、2人までであるなら、並んでカウンター椅子席2席を取るのがおすすめです。

なお、指宿のたまて箱の座席表については、このページに詳しく解説されていますので、参考にしてみてください。

指宿のたまて箱は、普通列車に使われていた車両に特急用の座席を持ち込んだので、窓と座席の位置が全く合っていません。
では、どの座席の眺望がいいのかというのも上記リンク先には記載されています。

そういったことも参考にして、座席を予約する際は、席を指定買いしてみてください。

ただし、最初に書いた通り、指宿のたまて箱は大変人気の列車です。乗る日時がはっきりしたら、すぐに予約してください。

予約というか、切符の確保はJRのみどりの窓口で普通にできます。時間がなければ、JR九州の予約センターで電話予約できますので、そちらをどうぞ。

で、どれくらい指宿のたまて箱が人気かというと、私は8月上旬の日曜日に乗りました。

で、特に眺めのよさそうな回転椅子席を取ろうと、1ヶ月前の11時くらいに買いに行きました。しかし、発売開始わずか1時間しか経っていないのに、指宿のたまて箱の座席は1席しか残っていませんでした。
ただ、その1席が運よく回転椅子席だったのはラッキーでした。

これは極端な例かもしれませんが、これくらい人気です。なので、平日はともかく、休日や夏休み期間中は1箇月前の10時に座席の予約をするのが基本と考えてください。

ちなみに、私の席は、1号車の16A席でした。窓と椅子がずれている席でしたが、実際に乗ってみたら、そこまで苦痛には感じませんでした。

指宿のたまて箱

指宿のたまて箱1号車16A席

というのが、指宿のたまて箱の座席と予約関係です。

実際に指宿のたまて箱に乗ってみた感想ですが、鹿児島中央駅に指宿のたまて箱が入ってきた時、老若男女みんなが列車の写真を撮るわ撮るわです。
玉手箱の煙を模した水蒸気が噴出される時もシャッターチャンスです。
とにかく、撮り鉄でもない人に、ここまで写真を撮られる列車もそうはないでしょう。

で、実際に中に乗ります。車内販売のカウンターもありますし、本棚もあります。車内は、普通の列車と全く違い、明るい雰囲気です。
トイレもきれいで車椅子対応です。

指宿のたまて箱

指宿のたまて箱の車内。賑わっています。


出発すると同時に、鹿児島中央駅で買った駅弁を食べながらビールを飲みます。カウンター席は、飲食をしながら景色を眺めるにはうってつけの席です。
もちろん、車内販売でも駅弁やドリンクを売っています。

私の時はいまいちでしたが、桜島を眺めることもできます。
車内アナウンスも観光解説をしてくれます。

駅員の帽子をかぶって、乗車記念ボードを持っての記念撮影タイムもあります。恥ずかしがらずに楽しんだ者勝ちですよ。

それにしても、指宿枕崎線全般ですが、とにかく揺れるし、「ガタンゴトン」という列車の音が大きいです。

以上が、指宿のたまて箱の乗車レポートです。

で、最後に、指宿のたまて箱の最大の欠点です。なまじ列車が凝っていて楽しいおかげで、50分という乗車時間があまりに短いです。弁当を食べて景色を眺めているだけであっさり終わってしまいますよ。

2014年8月上旬

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