特急サンダーバードのグリーン車



大阪駅と金沢駅(一部和倉温泉駅)を結ぶ特急サンダーバード号のグリーン車に乗車した際のレポートです。

特急サンダーバードは、大阪と北陸を結ぶ特急列車で、最高速度は時速130㎞で、実際に時速130㎞の速度で走る区間がかなりあり、高速特急とも言えます。

2015年3月の北陸新幹線開業までは、富山駅と大阪駅を結んでいましたが、現在は金沢駅までとなっています。

このサンダーバードのグリーン車に、北陸新幹線が開業する1箇月前くらいに、高岡駅から新大阪駅まで乗車しました。

私が乗ったサンダーバードは、ごく一部の速達型サンダーバードでした。
停車駅は、富山・高岡・金沢・福井・京都・新大阪・大阪しかなく、なんと廃止する前の寝台特急のトワイライトエクスプレスよりも敦賀駅に停車しない分少ないというものでした。

金沢駅を出て、車内アナウンスで「次の停車駅は福井です」と流れた時に「ン?」となって、そんな速達型のサンダーバードがあることを知りました。

で、グリーン車ですが、大阪駅寄りの1号車1両がグリーン車になります。

サンダーバードのグリーン車室

サンダーバードのグリーン車室

座席配置は、金沢駅方面に向かって左手が1席で、反対が2席構造です。1人席の方がC席で、2席の窓側がA席・通路側がB席です。席番号は、大阪駅方面から1・2~11となっています。
11に限り、11A席と11C席しかなく、11B席が存在せず、両側とも1人席です。

ですが、一部のサンダーバードは、12まで座席があるのがあります。この車両だと、座席配置は上記通りですが、12席まですべて横3席構造になっています。

私の座席は、二人席のA席の大阪駅寄りの2番目の2Aでした。

グリーン車の座席自体は、重厚ふっくらタイプでかなり大きく、ゆったり座れます。
これぞグリーン車の座席という感じがします。
シートピッチは当然広く、フットレストもあります。

サンダーバードの座席

サンダーバードの座席。かなりどっしりとした重厚感があります。

テーブルは、インアーム式で、座席を覆う形ですので、なかなか広いです。
実際、高岡駅で買っていた「富山味づくし」という2段の駅弁を広げて食べましたが、楽々置くことができました。

サンダーバードのテーブル

グリーン車の座席のテーブルを広げた状態

もちろん、コンセントも付いていますので、充電にも困りません。
サンダーバードのグリーン車は、ビジネス客も多いので、テーブルを広げてバッテリーを気にせずパソコン作業をすることもできます。

ただ、残念なことに、車内販売はありません。以前はあったのですが、JR西日本は、在来線の車内販売を撤退しました。JR西日本は鉄道旅という観点からはクソといわれています。鉄道旅という観点を一切考慮しない体制は、いかがなものかと思います。そもそも、サンダーバードはかなり観光客が利用しています。

ところで、サンダーバードのグリーン車は、鉄道で北陸旅をしている夫婦やビジネスマンなど、結構乗っています。グリーン車は、ガラガラという列車が多い中、サンダーバードのグリーン車はいつ乗っても、半分くらいは埋まるイメージがあります。

で、サンダーバードからの車窓ですが、二人席のA席だと、白山や琵琶湖の眺めを楽しむことができます。反対のC席の車窓ですが、福井市の中心街や加賀観音などが眺めれます。残念ながら、日本海が見える場所はほとんどありません。

おすすめの座席は、車窓を考えるとA席です。ただし、サンダーバードのグリーン車は乗車率がいいので隣に人が座る可能性があります。なので、1人席の場合の11A席がベストです。でも、11A席だと、トイレに行くグリーン車乗客が横を通ることが多々あるので、神経質な人はちょっと落ち着かないかもしれませんね。

あ、それから、湖西線で強い西風が吹くと、米原経由での運転になることがたまにあります。私の場合もそうでした。当然遅れますので、新幹線乗継の為、米原に臨時停車しました。

以上が、特急サンダーバードのグリーン車に乗車した際のレポートです。

2015年2月中旬

※北陸新幹線開業後に、サンダーバードの向きが変わりました。
その座席配置はコチラを


世の中にこんな再現率の高い画期的なダイエットがある事をご存知ですか?知らないと損をします。
その驚きのダイエットとは?


リニューアルされたグリーン車座席

この記事を書いたのちに、サンダーバードのグリーン車座席がリニューアルされました。
座席のデザイン等、大きくは変わっていませんが、若干良くなっていました。

リニューアル後のサンダーバードのグリーン車の座席

リニューアル後のサンダーバードのグリーン車の座席。上の写真と比べてください。テーブルが広くなって、ドリンクホルダーが付きました。

その1、インアーム式のテーブルが少し大きくなっていました。この点は、すごいよくなったと思います。

その2、インアーム式のドリンクホルダーができた。

その3、座席の形が少し変わった。具体的には、頭の横の座席部分が少し出て、通路を歩く人から若干顔が隠れやすくなった。

その4、枕の調節具合がよくなったような…ついでに、前よりふっくらとなったような…

私が気付いたサンダーバードのグリーン車座席のリニューアルはこんなところです。ほんのちょっとですが、前よりも間違いなく快適になっています。

2017年1月上旬

コロナ禍だからこそ自宅であのライザップのダイエットしませんか?

サブコンテンツ

あなたにおすすめの宿情報

このページの先頭へ