アンパンマン列車
アンパンマン列車とは、JR四国が走らせている「南風」や「いしづち」「宇和海」などのディーゼル特急列車の車両に、アンパンマンの楽しい仲間たちが描かれている列車のことをいいます。
このアンパンマン列車が最も多いのが、岡山駅と高知駅を結ぶ特急南風号です。南風は、1両たりともアンパンマンが描かれた車両が無いという方が珍しいくらいアンパンマン列車が多いです。
なぜかというと、アンパンマンの生みの親である「やなせたかし」氏が育ったのが高知県だからだと思います。ちなみに、やなせたかしが生まれたのは東京都です。
話は戻って、アンパンマン列車は、一部の編成がアンパンマン列車だったりする場合が多いのですが、すべての編成がアンパンマン列車というのもあります。
アンパンマンが好きな子供にとっては、フルアンパンマン列車に大興奮なのは間違いないです。
で、アンパンマン列車の中は、基本的には普通の特急列車なのですが、中にはシートにアンパンマンが描かれている楽しい車両もあったりします。
さらに、写真のような空間の普通車指定席があるような列車もあります。このような席があるのは、グリーン車のある1号車の半室普通車指定席部分です。でも、大人はかえって落ち着かないような…ちなみに、アンパンマン列車のグリーン車は、全くアンパンマン感がありません。グリーン車はやっぱり快適と静粛性ですから!!
あと、車内放送も高知駅に到着の時など、アンパンマンがアナウンスする時もありますよ。
このアンパンマン列車は、アンパンマン列車の停車駅で入場券を買って、中で子供と記念撮影をするのもいいかもしれません。もちろん、一区間でも乗せてあげたら、子供は喜ぶこと間違い無しです。
そういった意味では、アンパンマン列車は立派な観光資源です。
でも、始発駅以外は、停車時間がありません。
そこで、おすすめの駅は、岡山駅と高知駅です。
岡山駅や高知駅なら始発なので、停車時間があります。
とはいえ、高知駅なら、ゴミ箱がアンパンマンデザインだったり、列車が入線する時の接近メロディーもアンパンマンだったり、やっぱりアンパンマン大好きの子供は高知駅が楽しいのではと思います。
もし、列車好きの子供なら、色んな列車や特急が発着する岡山駅ですね。
なお、アンパンマン列車の編成になっているかどうかは、あらかじめJR四国に問い合わせたほうがいいですよ。さらに、アンパンマンのシートかどうか、どこを予約したらいいのか等も聞いてみてくださいね。
2014年8月下旬