リニアを見る事ができる場所
21世紀の夢の乗物であるリニアモーターカー。
いよいよ現実のものとなるべく建設がすすめられています。
この記事を書いている2017年1月現在は、山梨県のリニア実験線の42.8kmで実験走行が繰り返されています。
ちなみに、このリニア実験線はリニア新幹線としてそのまま使われます。
現在は42.8kmの区間のリニア実験線ですが、そのほとんどの部分はトンネルで、リニアモーターカーが走行している姿を見学できる地点はかなり限られています。
では、どこに行けばリニアを見る事ができるのか?
リニアを見る事ができるおすすめの展望台や展望所はどこなのか?
どのスポットでリニアの500kmという高速走行を見る事ができるのか?
そもそもリニアの運転日を知らないと、リニアを見る事ができる地点に行っても見る事はできません。なので、運転日はいつなのか?また、その時間は?
そういったリニアを見る為の情報を書いてみました。
もちろん無料でリニアの走行を見る事ができる場所やポイント等も紹介しています。
リニアの走行を見る事ができる場所
リニアの走行を見る事ができる場所ですが、定番は、山梨県都留市にあるリニア見学センターです。無料の大駐車場があります。
リニア見学センターは、リニア実験線のすぐ脇にあり、リニアの500km越えの高速走行を見学する為の施設と言っても過言ではありません。
リニア見学センターは、どきどきリニア館とわくわくやまなし館の2つの施設で成り立っています。
どきどきリニア館は有料施設で、料金は大人が420円です。
リニア館では、リニアについての様々な展示やリニアの実車両、リニアシアターやジオラマ等があります。
ぜひ見ていただきたいのは、超電導の実験装置での実演です。これ、けっこう楽しいです。
それから、もちろん、目の前を時速500kmという高速で駆け抜けるリニアを見る事ができます。ただし、その時の走行実験次第では、低速のこともまれにあるようです。
リニア館では、今リニアがどの辺りを時速何kmで走っているかということが表示されるモニターがあります。なので、リニアが来るタイミングはバッチリです。
500km以上のスピードは、すっげー速いですよ。なので、あっという間に通過します。
リニアが駆け抜ける時間や運転日については以下にまとめています。
なお、リニア館の営業時間は9時から17時(入場16:30)です。主な休館日は、月曜日と祝日の翌日です。
次に、わくわくやまなし館ですが、リニア館の隣にある無料の施設です。山梨県の観光と物産の紹介をしています。リニアグッズも売っています。
実は、やまなし館の3階でも、目の前を駆け抜けるリニアを見学することができます。リニア館と同じモニターもありますので、タイミングもバッチリです。
そして、見学している人が少ないのがいい所です。
無料なうえに、人が少ない。ここ、なかなか穴場かもしれません。
ということで、無料でリニアの高速走行を見たいという人は、ここがおすすめです。
ちなみに、リニア見学センターの敷地には、展望広場もあります。
リニア見学センター以外で、リニアの走行を見る事ができる場所なのですが、笛吹市ではリニアの見える丘として展望台を整備しています。
その中から2箇所紹介します。
他にも、あるのですが、この2箇所が最高だと思います。
最初は、ふるさと公園にある展望台です。
大きな駐車場の中に、無料の屋根付の展望台が建っています。
ただ、リニアまでちょっと遠いのが難点です。
でも、晴れた日には、金峰山等の山梨県北部の山々も眺める事ができ、眺めはかなりいいです。
欠点として、ふるさと公園自体にはトイレはあるのですが、この展望台の所にトイレが無い事です。
次は、ふるさと公園からあまり離れていない花鳥山展望台です。もちろん、無料です。
この花鳥山展望台は、絶対的におすすめします。
なぜなら、リニアが近い。
きれいなトイレもあるし、大きめの駐車場もある。
屋根付の東屋どころか、リニア見学センターにあった、今リニアがどの辺りを時速何kmで走っているかということが表示されるモニターまであります。
これのおかげでタイミングがバッチリ測れます。
そして、この花鳥山展望台は、リニア実験線の西の端が近いことから、スピードが遅めでモニターを見た限り時速200kmくらいだと思います。そのため、リニア見学センターより長い時間リニアを見る事ができ、写真もしっかり撮る事ができます。
そして、さらに晴れた日の景色がいい!!
日本で2番目に高い北岳を含む南アルプスや金峰山等の山梨県の山々が一望です。
さらにさらに、梅の時期は、眼下の梅畑がピンクに染まります。
なので、よく晴れた梅の時期に来れば、リニアと梅と南アルプスというとんでもない絶景になります。
ということで、リニアを堪能したいなら、500km走行を見る事ができるリニア見学センターと、200kmくらいでじっくりリニアも見れて景色もいい花鳥山展望台の2箇所行くことをおすすめします。
リニアの運転日と運転時間
さて、リニアを見学するならどの場所があるのかということについて書きましたが、どんないいポイントに行ったとしても、結局のところリニアが運転していないと見る事ができません。
ということで、リニアの運転日を知らないと話になりません。
運転日は、リニア見学センターのホームページで知る事ができます。
そして、運転時間ですが、これは運転日当日にリニア見学センターに電話して聞きましょう!!
絶対ではありませんが、その日のリニアの運転予測や見通しを教えてくれます。
リニア見学センターの電話番号は「0554-45-8121」です。
こういった下調べをしてから行かないと、せっかく行っても走行しているリニアを見る事ができませんでしたということにもなりかねませんよ。
ということで、リニアを見る事ができる場所等についてまとめてみました。
さあ、あなたも21世紀の乗物であるリニアモーターカーを見学に行ってみましょう!!
2016年10月上旬