中津明神山と天空の林道



中津明神山は、高知県仁淀川町と愛媛県久万高原町の境にある標高1541mの山で、四国100名山のひとつでもあります。

中津山とか明神山とも言われますが、まとめて中津明神山と表現されることが多いようです。

で、結論から言います。中津明神山は、ものすごい絶景です。というか、中津明神山より景色のいい山はたくさんありますが、中津明神山山頂からの景色は絵になります。

私は、日本100名山を全登頂しているくらい色々と登っていますが、中津明神山が今まで登ったなかで最も「絵になる」山だと思います。

といっても、今回の中津明神山は登ったわけではないんですが...

そうなんです!中津明神山は、山頂まで舗装路が通じています。もちろん、登山道もあります。

私は、バイクで山頂まで行きました。

行き方としては、、国道33号線から県道363号線に入ります。そのまま県道を進んでいったら、中津明神山に着きます。途中にも案内が出ていますので、、迷うことはないと思います。

と書けば簡単に行けそうなんですが、その道のりは険しいです。なんせ、標高差1200mを上りきるわけですから!下の集落から、レーダードームがある山頂を見上げれるところがありますが、すごい上です。

下から望む中津明神山

下から望む中津明神山

しかも、途中から道は完全1車線になります。もちろん、すれ違うことができる箇所はあります。でも、車だと相当きついと思います。

路面の状態は舗装こそしているもののあまりよくなく、くわえて、かなり急坂です。そんな区間が続きます。

それでも、上部に来ると、道は太くはないものの、路面の状態は比較的よくなります。そして、天空の林道との分岐を過ぎて、ヘアピンをいくつか曲がって上ると、レーダードーム横にある山頂部の駐車場に着きます。

ここに数台駐車することができます。で、歩いて30秒とかからず、山頂に着きます。

中津明神山山頂

中津明神山山頂

中津明神山山頂は、まさに360度の大パノラマ。

まず何と言っても、北側の天空の林道を見下ろす絵になる景色。しかも、その奥には、石鎚山の姿が!そして、そこから延びる瓶ヶ森などの高峰の数々。本当に、この方向の景色は絶景です。

中津明神山から望む天空の林道

中津明神山から望む天空の林道。とても絵になる絶景です。奥に見えるは石鎚山。

反対側は、四国カルストや不入山などの山々が素晴らしい。で、山頂には、祠があるのでそれの鳥居の向こうに広がる景色がまた絵になる。なんだ、この山、絵になりすぎだろ!

南側の景色

南側の景色。鳥居がいい感じに絵になります。

あと、西側には、大川嶺を望むことができます。大川嶺は、山頂部が草原状なので、景色がいいのが想像できます。

大川嶺

奥に見えるは大川嶺

山頂にある祠に、絶景のお礼を言います。

あまりに気持ちがいいので、コーヒーを沸かしてスイーツタイムです。そのあとは、建物の影で横になり、青空を見ながら昼寝をしました。虫も少なかったので、気持ちよく寝れました。

なんだかんだで2時間くらい山頂にいました。それくらいいいところだということです。

で、ついでに天空の林道についても書いておきます。
天空の林道は、約5㎞のピストン林道です。1車線の未舗装林道です。比較的平らなので、ロードバイクでもがんばれば走ることができます。

ただ、私の場合は、入り口付近で引返しました。なぜなら、県道363号線で、四国ではよくある時間通行止があったからです。なので、1時間に10分しかない通行できる時間に合わせたためです。ちょっと残念。

なので、最後まで走ったわけではありません。1車線の行き止まり林道なので、車は行かない方がいいのではと思います。

以上です。

ということで、中津明神山は、とてもいい山だと絶対的におすすめしておきます。

2020年6月上旬

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