堺市役所展望台ロビーから見る仁徳天皇陵
日本一というか世界一大きなお墓である仁徳天皇稜(最近は大仙古墳というらしいが…)を一望したい、できれば古墳としての全体的な形が見たいという思いから、仁徳天皇稜の近くにある超高層ビルの堺市役所の高層館の21階展望ロビーに行ってきました。
はたして、堺市役所の展望台から仁徳天皇稜は一望できるのか?
堺市役所は、堺市の中心街にあります。中心街の南海電鉄の堺東駅という駅から、歩いてすぐです。堺東駅前でぐるっと見れば、目立つビルなのですぐに分かります。というか、人に「堺市役所はどこですか?」と聞けば完璧です。
展望ロビーは、高さ約80mで、360度の展望が楽しめる回廊式ロビーです。
肝心の眺めですが、仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)をはじめ歴史を秘めた堺の市街地が眼下に広がり、遠くは六甲山、関西国際空港、生駒山や金剛山、大阪城等が見渡せます。
なかなか素敵な展望台です。料金は、もちろん無料です。
で、肝心の仁徳天皇稜の眺めですが、仁徳天皇稜自体はばっちり見えます。
しかし、肝心の前方後円墳の形を望めるかと言えば、ダメダメです。
結果、残念ながら堺市役所の展望台から見る仁徳天皇稜は、町中にある緑の小高い丘状態です。
やっぱり、高さがもうちょっと高いか、あるいはもうちょっと仁徳天皇稜に近い位置でないと形は見えないですね。なんか、建て替えられる前の函館の五稜郭タワーと同じで、タワーから見ても五稜郭が星の形にきれいに見えないのよりもひどいですね。ちなみに、2006年に建て替えられた五稜郭タワーからは星の形に見えます。
ちなみに、展望ロビーの開放時間は9時から21時ですので、夜景を見ることもできます。今度は夜景の時間に行きたいと思います。
2013年12月上旬