天地(あめつち)乗車記
天地(あめつち)は、JR西日本が運行している山陰本線の観光列車で、出雲市駅と鳥取駅を結んでいます。
あめつちの運転日は、基本的に土日です。
扱いとしては、快速列車になるのでしょうか?なので、グリーン車料金はかかりますが、普通列車のグリーン料金になります。
ちなみに、出雲市駅と鳥取駅間のグリーン料金は1950円でした。くわえて運賃がかかります。
その観光列車あめつちに出雲市駅から鳥取駅まで乗車してきました。
その時の個人的な口コミというか天地乗車記です。
あめつちは、全席グリーン車指定席です。4人席、2人席、カウンター席があります。
座席表は、こちらを参照です。
予約方法は、JRのみどりの窓口で普通に買えます。
観光列車なので、食事を予約することもできます。こちらは、みどりの窓口で買うことが出来なくて、4日前までに日本旅行にネット予約等で予約することになります。
そうしたら、チケットが送られてきます。
私が乗ったのは、上りのあめつちです。
したがって、おつまみセットを予約しておきました。
ちなみに、売店やコンビニで買った弁当やビールを持ち込むこともできます。JR四国の観光列車と違って、持ち込み禁止になっていないわけです。
ということで、あめつち乗車の時間10分前になりました。
出雲市駅の電光表示板には「あめつち」が表示されていなくて、時刻を間違えたのかと焦りましたが、駅員さんに聞いたら、上に停車しているとの事でホッとしました。
で、乗車です。
私の座席は、1号車の2D席のカウンター席です。
座席は、座り心地こそよいものの、回転もリクライニングもしません。完全に固定されています。
まずは、発車までしばし、車内の散策です。
あめつちは2両編成の列車です。
1号車と2号車のつくりは似ています。
カウンター席と4人席は海側で、2人席が山側です。
1号車には、多目的室のトイレがあり、2号車には車内販売のカウンターがあります。
車内は、地元山陰の工芸品で彩られています。
さあ、いよいよ出発です。
出発したら、検札が始まり「天地」と書かれた記念スタンプが切符に押されます。
その後は、食事を頼んでいる人は、食事券を回収され、食事がやってきます。
私は「飲み鉄」なので、山陰の酒と肴を頼んでいました。いや、なかなかいいですよ。車窓を見ながら、地元の素材で作られたおつまみをつまみながら飲むのは。
私は、日本酒を頼んだので、カウンターでビールを購入しました。あとは、持ち込んだビールを飲んでいました。
なお、カウンターでは飲み物やスイーツ、グッズなどが販売されています。
あめつちの走行速度は宍道湖など途中景色のいい所はスピードを落としてくれますが、それ以外は70~80kmと意外と速いです。
そんななのに、鳥取駅まで4時間近くかかるのは、途中のあちこちの駅ですれ違いや抜かされたりするためものすごく待つからです。
つまり、止まっている時間がすごく長いわけです。なので、間延び感がものすごくあります。
車内のイベントもおみくじを配るくらいしかなくて、パネルはあるのに記念撮影すらありませんでした。
この点に関しては、かなり残念です。
あめつちについて他に書くことと言えば、ぱっと見コンセントは見当たりませんでした。
景色は、宍道湖や日本海、大山等がのぞめ悪くないはずなんですが、あいにくの天気でした。その代わりということで、ポストカードが配られました。
観光列車あめつちの総評ですが、私は、正直期待はずれと感じました。
それでも、これは、四国の「伊予灘ものがたり」や「せんねんものがたり」と比べたらということでです。
私は1人だったというのもありますが、連れがいて持込が出来ることをフルに利用して色々と持ち込んで飲み食いすれば、すごく楽しめるのではと思います。、
以上、観光列車あめつちの乗車記でした。
あ、そうそう、今年から期間限定で益田まで走る天地もあるようです。
2018年12月中旬