太郎平小屋の宿泊レポート
太郎平小屋は、100名山の薬師岳を折立から登山する途中にある山小屋です。
薬師岳登山だけでなく、太郎平小屋がある場所は、薬師沢方面や黒部五郎岳方面への登山道がクロスしており、かなり重要なポイントにもなっています。そのため、開設期間は10月中旬まで営業しています。
また、太郎平小屋は、かなり大きな小屋で、夏山シーズン中は診療所も開設されています。
太郎平小屋の横には、チップ式のきれいな公衆トイレや、たくさんのイスとテーブルもあり、ここが北アルプスの重要なポイントだというのがよく分かります。
この太郎平小屋に宿泊した時の個人的な口コミというか宿泊レポートです。
私は、折立を14時に出発して、太郎平小屋に着いたのは17時15分くらいでした。
翌日、薬師沢を抜けて、水晶岳・鷲羽岳を登山して三俣山荘まで行く予定なので、結構な強行軍でした。
しかし、17時を過ぎましたが、受付の人に怒られることも無かったどころか、気持ちよく迎え入れてもらえました
で、まずは太郎平小屋のトイレや洗面所などのことを説明され、その流れで部屋に案内され、自分のスペースに荷物を降ろして、顔を洗いに洗面所へ行きました。
水は貴重ですが、顔を洗ったり歯を磨いたりできます。
飲み水も無料です。
肝心の部屋ですが、男女入り混じっての相部屋です。
山小屋では当たり前の2段ベッドの方式です。
中央の通路部分とひと区画部分はカーテンで仕切ることができますので、部屋全体のいびきは若干小さくなります。
寝るスペースは、基本的にひとり布団1枚分のスペースが与えられますが、混んでいる時は2人という事もありえそうです。
その日は、飛び石連休中で、下山する人で賑わっていましたが、普通に布団1枚分のスペースが与えられました。
で、次は夕食です。夕食は17時半からです。
夕食内容は、細かいおかずがある定食といったところです。
ご飯とみそ汁のおかわりは自由です。もちろんお茶も。
さて、太郎平小屋の設備としては、乾燥室・談話室などです。
トイレは、ほんのり臭いですが、山小屋ではきれいな方です。
次の日の朝食ですが、5時半スタートです。
朝食を食べ終えて、トイレに行ったら6時に出発という感じで予定を立てることができます。
シンプルな朝食ですが、夕食と同じくらいのクオリティーです。そして、同じくごはんとみそ汁のおかわりは自由です。
他に太郎平小屋について書くことといえば、太郎平小屋の標高は2330mという高地にあります。
夜は非常に静かで、星がきれいで天の川も見えました。
夕日も、夕日に映える水晶岳も美しい。 それより、雲が無ければ富山の夜景を望むことができます。
これは、必見ですね。
宿泊料金は1泊2食なら9200円です。
役に立つ太郎平小屋についての情報はこれくらいです。
最後に、薬師岳は日帰りピストン登山ができるため、太郎平小屋に宿泊する機会は少ないかもしれません。しかし、折立から水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳を縦走するというコースを計画することができ、太郎平小屋はその際に重宝します。
まあ、太郎平小屋に宿泊することはなくても、食事を取ったり、飲料を購入したりすることもできますので、やはり北アルプスの重要な山小屋のひとつであることは間違いないですね!!
2014年9月下旬
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