早月小屋の宿泊レポート



早月小屋は、日本100名山のひとつ剣岳の早月尾根にある山小屋です。

馬場島から早月尾根を経て剣岳に登山するコースは日本3大急登のひとつです。
そのコースの時間にして丁度半分くらいの標高2200m地点にある山小屋が早月小屋です。

剣岳の早月尾根コースは、上級者かつ体力があれば1日で登って下山することができます。
ただし、富士山の弾丸登山なんかのレベルではないので、やめた方がいいというよりやらない方がいいレベルです。
とはいえ、日帰り登山する人は結構います。

私も日帰りを目指していたのですが、剣岳頂上で昼寝したり、わざわざカニのタテバイとカニのヨコバイを楽しんだりしたため、早月小屋で17時になってしまったので、やむをえず素泊まりで早月小屋に宿泊することにしました。

その時、早月小屋を宿泊したレポートというか個人的な評判・口コミです。
素泊りなので、食事等のことは他の宿泊者に聞いただけで詳しく分かりません。

早月小屋

早月小屋

まず、17時到着だったのですが、普通より遅いので、受付であまりいい顔をされませんでした。

早月小屋自体はきれいです。
寝るとこは2階で、布団を敷いて寝ました。
宿泊者も少なかったので、部屋を指定されただけで、布団を敷く場所は特に指定されませんでした。

早月小屋

早月小屋の2階の寝る部屋

早月小屋のトイレは、キレイでも汚くも無く普通です。
しかし、洗面所が存在していない。
トイレの手洗い自体、アルコール消毒です。

そうなんです!!早月小屋には水が存在していないんです。
顔を洗ったり、歯を磨くには、売っているミネラルウォーターを買うしかないわけです。

最初「手や顔を洗う場所はどこですか?」ということを尋ねたら、「ここは山なんでそんなものはあるわけないだろ!!」というような内容を高圧的な態度で言われました。

受付の時もそうだったのですが、なんなのコイツ。たぶん、オーナーの息子(推定40代)だと思うのですが、こんなのがいるから、山小屋は感じ悪いと誤解されるわけである。

そもそも、標高2200Mのあの場所なら水の確保は十分にできるはずである。企業努力が足りないにも程がある。
夕食も、早月小屋名物のカレーらしいが、所詮はカレーです。富士山の山小屋じゃないんだから…

ということで、かなり気分を害したので、さっさと寝ました。

しかし、夜中に目が覚めると、雲が退き、部屋から富山の夜景を眺めることができました。おかげで不愉快な気分はなくなりました。

早月小屋の部屋からみた富山の夜景。

早月小屋の部屋からみた富山の夜景。


翌朝、出発時は、オーナーらしき人が対応してくれました。その人は、感じが悪くなかったです。

ちなみに、宿泊者でない登山者のトイレは、早月小屋のテント場にあり、自由に利用できます。しかし、汚い。さすがは無料。

ちなみに、早月小屋の前には、椅子とテーブルがあり、休憩ポイントととしては重宝しますよ。

総評として、早月小屋は、あまり感じがよくなく、さらに水が無いので、山小屋初心者にはハードルの高い山小屋だと思います。

2010年9月下旬




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