特急ワイドビュー伊那路の乗車レポート
ワイドビュー伊那路は、飯田駅と豊橋駅を結ぶ飯田線の特急列車です。
飯田線の中でも、南半分の山岳区間を走る特急列車です。特に、天竜川沿いの景色のいい区間を走ります。
それゆえか、ワイドビューの広い窓の列車になります。
このワイドビュー伊那路を飯田駅から中部天竜駅まで乗車しました。その時の乗車レポートです
飯田駅から中部天竜駅間は、天竜川沿いの特に景色のいい区間です。ゆえに、酒とつまみを買って、のんびり景色を眺めながら飲むというスタンスで乗車しました。
ワイドビュー伊那路は、3両編成の特急列車です。
豊橋駅側に向かって、3号車・2号車・1号車となっています。
1号車が指定席車両で、2号車と3号車は一部を除いて自由席車両です。グリーン車はありません
座席は、2席と2席の配置で、豊橋駅に向かって右手の窓側がA席で通路側がB席、反対側の窓側がD席で通路側がC席です。
但し、2号車と3号車には、中央にテーブルを挟んだ4人掛けタイプの指定席があります。そこは、A~Dで配置されています。
座席は、なかなか座り心地がいいと思います。
普通車にしてはシートピッチがやや広めだと思います。それゆえに、標準的な在来線の特急の普通席にしては座席がリクライニングします。フットレストもあります。
テーブルは、インアーム式のやや小さめのテーブルです。ワイドビュー伊那路は、景色のいいところを走るので、弁当やドリンクを広げていきたいので、ちょっと大きさが物足りないです。
ただ、前の座席の背面には網状のマガジンラックもありますので、そこにペットボトル等を入れておくこともできますし、A・D席なら、窓の横に携帯電話などのちょっとした小物を置くことができます。
そして、頭上の荷物棚もあります。
で、ワイドビュー伊那路は、なんといっても天竜川沿いの車窓がウリのひとつだと思います。
私が乗車した飯田駅から中部天竜駅間は、かなりの部分が天竜川沿いになります。
ゆえにおすすめの席は、A席です。なぜなら、この区間の天竜川の車窓をほとんど眺めることができるのはD席でなくA席だからです。ただ、ボックス席はちょっと違うので割愛します。
天竜川の眺めだけでなく、飯田駅を発車してから少しの間は、中央アルプスや南アルプス、恵那山等の山々の眺めもいいです。
他に、ワイドビュー伊那路について書くことと言えば、車内販売は当然ありません。コンセントもありません。
以上が、ワイドビュー伊那路に乗車した際のレポートです。
2016月10月上旬