笹ヶ峰‐冠山‐平家平縦走登山
笹ヶ峰は、愛媛県と高知県の県境にある日本200名山のひとつで、標高は1860mあります。
冠山と平家平は、同じく愛媛県と高知県の県境にある山で、笹ヶ峰から縦走路が続いています。
冠山の標高は1732mで平家平は1693mです。
私は、愛媛県道47号線の大永山トンネルから笹ヶ峰に登山し、そこからちち山の別れまで戻ってから、平家平方面に縦走して、その先から中七番(フォレスターハウス)に下山し、県道を2kmくらい歩いて大永山トンネルに戻る1周コースで登山しました。
その笹ヶ峰山頂からの縦走登山レポートです。
大永山トンネルから笹ヶ峰までの登山レポートはコチラ
笹ヶ峰からちち山の別れまでは、途中かなりハードな区間があります。大永山トンネルから笹ヶ峰までの登山レポート参照。
ちち山の別れで休憩をして、大永山トンネルや西赤石山方面への縦走路でなく、まっすぐ冠山方面に向かいます。
最初は冠山と平家平を眺めながら、気持ちよく下っていきます。
途中に、右の林道方面に下りていく分岐もありますが、まっすぐ進みます。
今度は、一ノ谷越で、ゴールの中七番方面から来ているもう一つの下山路への分岐がありますが、通行止めになっていました。
そこからは、冠山に向けての上りです。
軽いヤブ漕ぎがあったり、急登があったりで、なかなかハードです。
で、冠山山頂に到着です。
冠山山頂は狭いです。
景色は、笹ヶ峰方面が望めるというよりは、南側半分の高知県の山々を望むことができます。
休憩し、水分とカロリーを補給し、平家平に向けて縦走です。
この区間は、アップダウンが小さく景色もいいので爽快な縦走が楽しめます。
そして、平家平山頂に到着です。
名前の通り、山頂は平らで広めです。
景色は、360度の大パノラマです。
笹ヶ峰や東赤石山などの山々の景色が素晴らしい。
ただ、本当に山々の眺めです。四国の山深さを実感できる眺めです。
平家平からは、三ツ森山方面に向けて、下りの縦走路を進んで行きます。
平家平から1.3km地点で、中七番方面への下山路の分岐があります。案内もしっかり出ています。
そこからひたすら下りが始まります。
最初はそうでもないのですが、そのうちかなりの急勾配で下ります。
で、難所ではないのですが、普通に崖の上という場所がよくあります。はっきり言って、気を緩めているとかなり危ないです。
そのうち沢が登場します。
きれいな水で手と顔を洗います。
私は気づかずに行ったのですが、そのまま沢を下るコースもあったようです。
結局同じ場所に行くのでたいした問題ではありませんが…
私の場合のコースは、すこし登り返し、そしてまた下りです。
下り切って、沢コースト合流し、吊り橋を渡ると、フォレスターハウスに着きます。
そこを過ぎると、県道47号線に出ます。
あとは、交通量が少ない県道47号線を20分ほど歩いて、大永山トンネルまで戻ります。
基本上り坂だし2km近い距離があるので、この縦走をした後ではアスファルトのこの道はけっこう堪えました。
このコースの評価としては、冠山も悪くはないですが、平家平はかなりい山ですよ。
笹ヶ峰まで行っての1周はかなりの距離(推定20km以上)になるので、アルプス縦走トレーニングとかでなければ、あまりおすすめできませんが、中七番から平家平だけ登っても十分楽しめます。
平家平から冠山を往復縦走しても標準タイムで90分くらいだと思うので、やはり両山登るのがいいと思います。
そして、通行止め区間が解除されたら、中七番から冠山を含めて1周登山できますので、それが一番のおススメです。
コースタイム 笹ヶ峰山頂 → 25分 ちち山の別れ → 45分 冠山 → 30分 平家平 → 100分 中七番 → 20分 大永山トンネル
2016年5月中旬
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