久松山登山
久松山は、鳥取県鳥取市の中心街にある標高263mの山です。
この久松山(きゅうしょうざん)は、鳥取城跡でもあり、登山口も鳥取城跡にあります。
山頂は、山上ノ丸跡でもあり、ちょっと開けていますので、眺めがいいのです。
また、鳥取市の夜景がきれいな事でも有名です。
しかし、以前はロープウェイがあったのですが、現在は廃止され、山頂に行くには登山をしなければいけません。
久松山の登山口は、鳥取城跡です。鳥取城跡の二の丸に鳥居があり、そこが久松山の登山口になります。
登山口までの案内の看板もしっかりありますので、まず分かると思います。
トイレは、鳥取城跡にきれいなトイレがあります。
早速、久松山登山開始です。山頂までの距離は0.8㎞です。
ハイキング感覚のつもりで登り始めましたが、これがかなり急です。
ほとんどが階段状なのですが、道も太くはなく、ハイキングと言うよりは完全に登山ですね。
ただ、街中にある低山なので、そういった観点ではハイキングですね。
30度での登山は汗だくだくなので、久松山に登る際は、舐めずに飲み物だけは用意しておいた方がいいでしょう。
ただし、この久松山登山道は、普通の日陰と比べて2度ほど涼しいと思います。
登山道に入った途端に「なに、この涼しさは!」と思ったくらいです。おかげで助かりました。
登山道のほとんどは細めの階段状で、かなり急です。
下りはちょっと気をつけないといけません。
あと、夜景を見るために登山する人もいると思いますが、街灯はありませんのでヘッドランプが必須です。
登山道には、1合目ごとに合目をしめす看板があります。
263mの高さの山、しかも急なので、あっという間に次の合目が来ます。
のんびり登ること約15分で、5合目に到着です。
ここはお堂があり、広くなっています。椅子もあるので休憩ポイントです。
そして、鳥取市の中心街が望めます。
もうここでいいかと引き返す人もいるかと思いますが、山頂の景色は、5合目とは次元が違いますので、引き返さないでください。
まずは、右手にコンクリートでできた休憩所がありますが、ほこりで座る気がしません。
その上の左手が久松山の山頂です。
山頂は、城跡だけあって広くなっています。
トイレも自動販売機もありません。
桜がたくさんあり、春にはお花見ができそうです。
山頂からの景色は、南側にある鳥取市の中心街が一望です。なるほど、夜景がきれいなのは十分うかがえます。
鳥取市街の奥には、氷ノ山や那岐山などの山々も望めます。
かなりいい景色です。苦労して登山した甲斐がありました。
おそらく山頂天守閣が立っていた場所だと思います。
そこに行ってみます。
すると、今度は、北側と西側の景色が広がっていました。
北側には鳥取砂丘と日本海。
西側には、湖山池が見えます。湖山池も形が分かるくらいです。
素晴らしい景色です。
景色を堪能した後は、下山です。
下りは本当に気をつけましょうね。
久松山、街中にある山ですが、想像以上にいい景色の山です。
登山をしていない人でも往復1時間ほどの時間だと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
おすすめです。
ただし、結構急ですよ。
ストックがある人は、持って行った方がいいですよ。
コースタイム 鳥居 → 3分 登山口 → 13分 5合目 → 13分 山頂部 → 15分 登山口
2015年6月上旬
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