南風のグリーン車



岡山駅と高知駅(一部中村駅・宿毛駅)を結ぶ特急南風のグリーン車に乗車した時の、個人的な口コミというか乗車レポートです。乗車区間は、高知駅から児島駅までです。

高知駅に停車中の特急南風

高知駅に停車中の特急南風

南風の最高時速は120㎞です。四国の山間部を振り子式でガンガン飛ばしていきます。

南風のグリーン車は、高知駅よりの1号車の前側の半室です。

グリーン車室内は、通路を挟んで1席と2席の座席配置で6列並んでいます。全部で18の座席しかなくプレミアムな空間となっています。

南風のグリーン車室内

南風のグリーン車室内

座席配置は、高知駅方面に向かって左手が一人席で、反対が二人席です。一人席の方がC席で、二人の窓側がA席・通路側がB席です。席番号は、高知駅方面から1・2~6となっています。

座席ですが、さすがに大きく、ゆったりと座ることができます。

南風のグリーン車座席

南風のグリーン車座席。リニューアルしていないタイプ。

シートピッチも広く、高さ調節ができるフットレストがあります。

テーブルは、座席背面式のテーブルです。その下には、網状のマガジンラックもあり、JR四国のオリジナル雑誌が入っています。でも、ペットボトル等をちょっと入れておくこともできます。

窓の横も携帯電話などのちょっとした小物を置くことができる幅があります。

窓の上部にはコートフックらしきものもありますが、正直これは使い勝手がよくない。

当然、座席上部には荷物棚もあります。

座席周りの収納は、グリーン車としては普通です。

で、肝心なコンセントですがありません。
ただ、私が乗車した南風は、グリーン車がリニューアルされていないタイプです。

リニューアルされているグリーン車には、窓下にコンセントがあります。B席の分もあるのですが、A席に人が乗っていたら利用しにくいです。

ちなみに、リニューアルグリーン車の座席は、座席の色が写真のようなグレーっぽい色でなく、青っぽいです。

南風について書くことと言えば、車内販売は丸亀駅―琴平駅間という短い区間であります。でも、私が乗車した時はグリーン車なのに回ってきませんでした。廃止されたのかもしれませんね。

飲み物の自動販売機はあります。しかし、アルコール類は扱っていません。

南風からの車窓ですが、C席は小歩危で吉野川を望むことができます。
反対のA席は、大歩危の景色がいいですね。
A席C席ともに、吉野川沿いの渓谷が最高ということですね!

なお、A席・C席ともに、瀬戸大橋からの眺めは抜群にいいです。瀬戸大橋通過が夕陽の時間ならA席は最高ですね。

瀬戸大橋を走る南風の車窓から見る夕日

瀬戸大橋を走る南風の車窓から見る夕日

で、下りの高知駅行きに関してですが、1A席は、横だけでなく前面展望も望むことができます。瀬戸大橋を走っている時の前面展望はなかなかの眺めですよ。ただ、一番前に乗降口がありますので、ちょっと前面展望まで遠いです。

1C席も、南風の運転席越しに前面展望が見えるかもと思っていましたが、運転席がかなり邪魔をして、前面展望は右にカーブしている時くらいしか見えないと言っていいくらいダメでした。

もし、特急南風のグリーン車に乗るのであれば、下り関しては1A席がおすすめです。そういう点を考慮しつつ、席の予約をしてみてください。

以上が、南風のグリーン車に乗車した際のレポートです。

2016年8月上旬

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