大谷原登山口について



鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳の登山口の一つに大谷原登山口があります。

この大谷原登山口がイメージとあまりにも違ったのでそのことについて書いてみます。

私は、唐松岳-五竜岳-鹿島槍ヶ岳と縦走して大谷原に下山しました。
下山して、正直びっくりしました。

なにもない...

実は、私は、大谷原は鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳のメイン登山口と思っていました。
なので、大きな駐車場やトイレ、売店などがあると思っていました。

しかし、実際にあったのは、小さなトイレと砂利の小さな駐車場だけでした。自動販売機すらありません。

最後、林道のゲートを出た時に、何も見えないので「おかしいな?」と思っていましたが、本当に何もありませんでした。

大谷原登山口

大谷原登山口。本当に何もありません。

たしかに、縦走路の分岐からの道は、かなり細くガレていて、手厚い整備がされているとは思えないところが結構ありました。

おまけに、遅めの下山とはいえ、誰ともすれ違わず、誰にも追い付かず、追い越されることもなく3時間以上人に会うことはありませんでした。

なるほど、すべて合点がいきました。

爺ヶ岳も鹿島槍ヶ岳もメイン登山口は扇沢ということです。それどころか大谷原は相当なマイナールートということだと思います。

鹿島槍ヶ岳を見上げる

大谷原登山口から鹿島槍ヶ岳を見上げる

さて、大谷原はこんなに何もないので、当然、バスなどの公共交通機関はありません。

なので、私のように縦走してきたのであれば、タクシーを呼ぶか、5㎞以上離れているJR簗場駅まで歩いていくしかありません。

ただ、幸いなことに大谷原は、携帯の電波は入っています。ソフトバンクが入っているくらいなので、ドコモやAUは問題ないでしょう。

タクシーを呼ぶ場合は、冷池ヒュッテでも手配してくれます。
あと、登山道を終え、最後の林道の途中から電波も入ってたので、タイミングを合わせて来てもらえるように手配しておくこともできます。

もちろん、待ち時間はかかりますが、下山してから大谷原で呼ぶこともできます。

で、このタクシー料金が結構高いんですよね。私はタクシーを使わなかったのですが、下調べはしていました。
簗場駅まででも、確か3000円近かったと思います。

ということで、あなたも、大谷原の登山口から鹿島槍ヶ岳や爺ガ岳に登山するのであれば、大谷原にはトイレと小さな駐車場くらいしかないと覚えておきましょう。

2017年9月下旬


注目!30%楽に登れるようになる見て学ぶ登山教室

登山は、道具選びから技術の身につけ方次第で、大きく疲れ具合や楽しみ方が変わります。それらを知らないと危険な上にただの苦行でしかありません。

しかし、実際にそれらをきちんと教わる機会はほとんど存在していません。
そこで、まさにうってつけのDVDとテキストから構成された分かりやすい登山教室を紹介します。

それを見て登山を学び、登山ライフを楽しみましょう。
登山ができると、旅行の幅がう~んと広がりますよ。

あの有名なアルピニスト野口健も推薦する登山家 小西浩文の
『目で見てわかる登山教室』楽しいトレッキング講座

初期費用0円!格安スマホ【UQmobile】

コロナ禍だからこそ自宅であのライザップのダイエットしませんか?

サブコンテンツ

あなたにおすすめの宿情報

このページの先頭へ