寂地山‐右谷山縦走レポート
寂地山は、山口県と島根県の県境にある標高1337mの山で、山口県の最高峰でもあります。
右谷山は、寂地山の南西方面にある標高1234mの山です。
この寂地山と右谷山を5月中旬に登山した時の、登山レポートです
この2つの山を縦走する時の登山口は、寂地峡の入口です。
ルートとしては、寂地林道経由で寂地山に登り、そこから右谷山に縦走し、寂地峡経由で下山するというコースです。
まずは、寂地山に登ります。
寂地山山頂を来た道で戻ります。
すぐに、寂地林道の登山口からの合流点まで戻ります。
今度は、ここをまっすぐに進みます。
縦走路はとてもよく整備されています。
アップダウンも小さいのでペースが上がります。
小さなピークを2つほど越えて、だんだんと標高を下げていきます。
途中の看板の距離を足すと、寂地山と右谷山の距離は3.1㎞です。
ところどころで展望が開けます。
実は、右谷山山頂も景色は広がりませんので、しっかりと眺めながら進みましょう。
で、最後に大きく下り、ミノコシ峠に到着します。
ミノコシ峠が、寂地山‐右谷山の最コル部です。
ミノコシ峠には椅子もあります。
ここから寂地峡経由での下山路があります。
右谷山の山頂を踏んだら、またここまで戻ってくることになります。
ミノコシ峠からは、なかなか急な登りになります。
登り切ったら山頂と思いきや違います。右谷山はもうちょっと先です。
ということで、少し下っていきます。ていうか、この偽山頂の方が標高が高そうです。
で、右谷山山頂に到着しました。
右谷山山頂は狭いです。
展望はないのですが、イスはあります。
寂地山系はコース上に椅子が充実していますね。
一息ついて、ミノコシ峠に向けて戻ります。
ミノコシ峠からは、寂地峡に向けて一気に下ります。
ある程度下ったら、橋があります。
そこに椅子があります。少し休憩します。
ここから先は、沢沿いを下っていきます。
何回か橋で沢を渡ります。そして、だんだんと下っていきます。
下りだけでなく、上り返しもあります。
実は、このコースを下りとして使うと、気を遣う箇所が何個所かあります。
道が細かったり、滑りやすかったり、崖上を進んだり、濡れていたら超滑りやすいことが確定の木道など、意外にハードかもしれません。
それでも、寂地峡の景色はいいですよ。
やがて、真っ暗なのにそこそこ長い素掘りの木馬トンネルを抜けると、トンネルとトンネルの間に分岐があります。
まっすぐに進まずに、左の寂地峡キャンプ場の方に行きます。
出だしは細くて超急な階段です。注意が必要です。その先も急な下りです。
でも、五龍の滝といわれる5つの龍の字が入った滝の脇をどんどんと下っていくので、ものすごく景色はいいです。滝を見ながら、一気に下山していくわけです。
ここが、寂地峡の核心部ですね。
下り切ったら、すぐにキャンプ場です。
道のすぐ脇に名水もあります。
あとは、スタート地点に向けて戻るだけです。
寂地山‐右谷山縦走は、右谷山まで行く価値は少ないのかなとは思います。
でも、寂地峡からミノコシ峠へ行き、そこから寂地山に縦走し、下山は犬戻し遊歩道経由の寂地林道で下りてくる。
私の場合とは逆ですが、このルート取りは、少し大変かもしれませんが、寂地峡・犬戻峡の両方楽しめるので、かなりおすすめだと思います。
コースタイム 寂地山山頂 → 35分 ミノコシ峠 → 20分 右谷山山頂 → 15分 ミノコシ峠 → 80分 キャンプ場(スタート地点)
2017年5月中旬
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