擬宝珠山ハイキング登山
擬宝珠山は、鳥取県江府町と岡山県真庭市の境にある標高1110mの山です。
この擬宝珠山(ぎぼしやま)は、鏡ヶ成の休暇村奥大山から往復1時間かからず登れるお手軽な山です。
擬宝珠山の反対側には、おなじくハイキング感覚で登山できる象山があり、擬宝珠山とセットで1周するような登山をすることができます。
私の場合は、象山を登山して、そのまま擬宝珠山まで1周縦走するような形で登山してきました。
その時の、登山レポートその2後半の擬宝珠山登山です。
その1の象山登山はこちら。
象山と擬宝珠山の登山口は、休暇村奥大山の敷地にあります。コースを記した看板が随所にありますので、すぐに分かると思います。
駐車場は、休暇村奥大山の大きな駐車場がありますし、トイレもきれいな水洗トイレが芝生の広場にあります。
私の擬宝珠山登山は、象山から擬宝珠山に向けての縦走路の鞍部から始まります。
そこは、鏡ヶ成湿原の先にあり、標高的には、休暇村奥大山とほとんど変わりません。
ちなみに、擬宝珠山だけを登山する場合は、レストハウスの横に登山口があります。
スタートしてすぐに道が細くなります。
といっても、登山道としては普通です。象山登山道が太かっただけです。
斜度としては、比較的緩やかです。
特に急な所がないまま、何回か折れながら、ちょっと開けた感じの稜線のような所を進みます。
もう擬宝珠山山頂はすぐそこと思いきや、もう少し先でした。 たんたんと尾根道を進んで行くと、今度こそ本物の山頂が見えてきました。なんせ、山頂のポールが立っているのが見えますし。
山頂直前で、レストハウスの擬宝珠山登山口から直接登ってくる登山道と合流しました。
そして、擬宝珠山山頂に到着です。
擬宝珠山山頂は、まあまあ広いです。
景色は、南半分が見えます。
標高100mちょっとしか差がないというのに、三平山が正面眼下に望めます。
ちょっと、天気がよくなかったのでいまいちでしたが、晴れたらかなりの景色だと思いますよ。
反対側も、倉吉方面を望むことができ、日本海まで見えます。
ただ、森に邪魔されて、烏ヶ山や大山は見えません。
もちろん、休暇村奥大山の緑も。
景色を堪能して、今度は、休暇村奥大山のレストハウス横の登山口から擬宝珠山山頂に来ている登山道を使っての下山なので、左の道を進みます。
こっちの登山道は、擬宝珠山単体で登山する場合の道です。道幅としては、やや細めですが足元はすごくいいですね。
斜度もそこまで急ではないので、ハイキング感覚で登山できると思います。
私も、下山時の膝が楽でした。
やがて、登山道は森を抜けると、休暇村奥大山が見下ろせるようになり、数分で下山完了です。
擬宝珠山についての感想は、擬宝珠山単体で登ると完全にハイキングですね。子供が先先行って、「お父さん、お母さん、おそ~い!」なんて感じで、子供と一緒に家族で登山を楽しめると思いますよ。
山頂で、お弁当を広げるのもいいですね。
擬宝珠山と象山のどちらかだけ登山するのであれば、景色がいい擬宝珠山にするのがいいと思います。
また、もし、擬宝珠山だけでは物足りないというのであれば、私のように象山とセットで1周登山すれば、約2時間の登山ができ、登山初心者にはちょうどいいと思います。
あと、雪がある時に、スノーシューを履いてのスノーシュー登山をしたら最適な斜度なので楽しいと思いますよ。
コースタイム 象山と擬宝珠山の鞍部 → 25分 擬宝珠山山頂 → 20分 擬宝珠山登山口
2015年5月下旬
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