特急つがるのグリーン車
青森駅と秋田駅を結ぶ特急つがる号のグリーン車に乗車した際のレポートです。
特急つがるのグリーン車は、JR東日本の在来線特急のグリーン車では当たり前の、横4列座席のグリーン車です。このタイプのグリーン車は、わざわざグリーン車料金を支払ってまで乗る価値が低いと思います。
つがるのグリーン車は、秋田駅よりの端っこの1号車の半室が当てられています。運転席側に出入口はありませんので、グリーン室内を普通車の乗客が通り抜けることはありません。
まずは、座席配置ですが、通路を挟んで2席と2席の配置で4列並んでいて、全部で16席というプレミアムな空間になっています。
全部で16席という点については、グリーン車の特別感があります。しかし、横に4つ座席があるグリーン車は、どうしてもグリーン料金を払ってまで乗る価値があるとは思えません。
とはいえ、横はグリーン座席感が全くありませんが、座席の前後(シートピッチ)は広く、ゆったりと足をのばすことができます。
座席の配置ですが、秋田駅方向に向かって左手の窓側がA席で、通路側がB席。右側の窓側がD席で通路側がC席です。席番号は、秋田駅方面から13・12~10となっています。車窓ですが、D席からは、なんといっても岩木山の眺めがいいですね。
秋田駅に着く直前では、八郎潟の広い田園平地の向こうに男鹿半島の寒風山も望めます。
反対のA席は、青森出てすぐですが、八甲田山系が見えます。
車窓を考えると、おすすめの座席はD席ですかね。特に、一番後ろのD席である10Dなんかが個人的にはいいと思います。
ところで、つがるのグリーン車の座席にはコンセントがありません。さらに、車内販売もありません。
そういう点でもつがるのグリーン車は利用価値が低いと思います。
それでも、JR東日本のグリーン料金って、他(JR九州を除く)よりちょっと安いんですね。つがるは混むときはかなり混みますので、そういう日であれば、グリーン車もありですね。
ちなみに、私が乗車した時は、グリーン車、普通車ともにガラガラでした。
以上が、つがるのグリーン車に乗車した際のレポートでした。
2015年2月中旬