石見冠山の登山レポート
石見冠山は、島根県邑南町にある標高859mの山で、中国100名山のひとつでもあります。
この岩見冠山に登ってきた時の登山レポートです。
石見冠山の登山口(野原谷)へは、国道261号線からアプローチすることになります。
断魚渓から南に向かって走っていると、2か所ほど登山口に向かう道があります。そのどちらも、看板がしっかり出ています。
そこからも、交差点ごとに案内がしっかりと出ています。なので、見逃さない限りは、案内に従って行けば登山口に着きます。
石見冠山ってけっこう人気のある山なのかもしれません。充実した案内看板もそうなのですが、ド平日にも関わらず、2組ほどすれ違いました。
国道から登山口への道も、途中からは細くなりますが、きちんと舗装されています。
登山口では道が太くなっていて10台くらいは置ける駐車場のようです。
さっそく準備をして登山開始です。
登山口に、3㎞と出ています。標高を考えると意外に距離があります。
スタートして送電線の鉄塔下に見るところまでは、横に進んでいきます。
その後は、小さな沢がある谷筋を登ってきます。大して急ではありませんが、ちょっと滑りやすいので、注意が必要です。
で、最初の休憩ポイントともいえるたいのすけ鈩(たたら)跡地に到着です。
ここから、山頂まで1.3㎞と出ています。冠山の名水20mとも出ています。たいのすけ鈩跡地は、峠になっていて、先に進んだらあるようです。ちょっと先を急いでいましたので、冠山の名水には行きませんでした。
たいのすけ鈩跡地を左に曲がり、本格的な登りが始まります。ロープが張ってある箇所もありますが、そんなに急ではありません。ちょっと道が細い部分があり、そこもロープが張っていますが、そのロープが邪魔になる。
そして、尾根の瑞穂町高原からの道との合流点に着きます。そこを右に折れ、頂上を目指します。
ここからが頂上までの間が、距離こそ短いものの最大の急登区間になります。冠山という山は、山頂に向かう直前が急です。
登り切ったら、石見冠山山頂に着きます。
石見冠山山頂は、やや狭いです。
眺めは、なかなかのものです。眼下に広がる邑南町の集落や、三瓶山や大江高山などの山々が望めます。ところどころ木で遮られますが、300度くらいのパノラマだと思います。
で、この山頂は帰りにじっくり堪能することにして、そのまま山頂の先に続いている道を進んで終着の展望地にいきます。
アップダウンはほとんどなく、展望地に到着しました。こちらの方が、下界の邑南町の街並みや南西方面の中国山地の山々などを眺めるには最適です。個人的には、こちらの眺望の方が好きです。
そのあとは、来た道を石見冠山山頂まで戻ります。
休憩とコーヒータイムをして下山開始。
で、無事下山。
下山は、滑りやすい個所があるので、気をつけましょう。とくに雨の後などは、泥上の登山道が続くので要注意です。
石見冠山は、正直、中国100名山だから登っておこう的な気分で登りましたが、、思っていた以上にいい山でした。
山頂で引き返さずに、その先の展望地までぜひ行ってください!!
以上、石見冠山の登山レポートでした。
最後に、読み方は、よくある「かんむりやま」ではなく、「かんざん」です。
コースタイム 登山口 → 30分 たいのすけ鈩跡地 → 35分 石見冠山山頂 → 5分 展望所 → 5分 石見冠山山頂 → 45分 登山口
2020年5月下旬
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タグ:中国100名山