立烏帽子山・池ノ段登山
立烏帽子山と池ノ段は、広島県庄原市にある山で、比婆山連峰の一部分をなしています。
立烏帽子山(たてえぼしやま)は、標高1299mで、広島県東部で最高峰の山でもあります。
おまけに、駐車場から15分ほどで登頂することができ、ハイキング感覚で登ることができます。
池ノ段(いけのだん)は、立烏帽子山のお隣の山ですが、アップダウンも非常に小さく、簡単に縦走していくことができます。
この立烏帽子山と池ノ段は、比婆山連峰縦走路の一部ですが、この2つを登山するのであれば、体力に自信のない人でもできるくらいのレベルです。
私は、比婆山連峰縦走をしてきましたが、その時の立烏帽子山と池ノ段までの登山レポートです。
立烏帽子山の登山口は、県道254号線をどんどん上っていき、竜王山の手前を左折したら立烏帽子駐車場があり、そこが登山口です。なんと、標高は約1200m。もうほとんど山頂です。ただし、立烏帽子駐車場までの道は1車線の舗装路なので、すれ違いに苦労しますよ。
あと、立烏帽子駐車場まで、下の県民の森公園センターから比婆山縦走コースの一部を使って登山することもできます。その場合は、公園センターから約80分かかります。
立烏帽子駐車場には、避難小屋とバイオトイレがあります。しかし、私が行ったときは、GWにもかかわらずトイレは封鎖されていました。立派なトイレみたいなので、いずれ修理するとは思います。
ここから登山開始ですが、左側には立烏帽子山を経ずに池の段へ行く道があります。立烏帽子山へは、避難小屋の裏手の道から登山します。ここから立烏帽子山山頂まで0.5㎞と出ています。
道はすぐに二手に分かれます。立烏帽子山へは左です。右は、直接、比婆山に向かうルートです。
立烏帽子までの登山道は、幅こそ太くありませんが、よく整備されています。斜度もそこまででなく、わずか15分で立烏帽子山山頂に到着です。
山頂は、めちゃ狭いです。
景色は、主に南側半分が見えます。なかなかです。
立烏帽子山山頂をそのまま通り過ぎ、池ノ段へ向かいます。
緩やかにおりると、立烏帽子駐車場からの道と合流します。
なお、直接ここまで来た場合は、0.6㎞と出ています。
という事は、直接、池ノ段登山するのであれば、この平坦な道をわずか800mで山頂に着くという事です。
緩やかに200m上り標高1271mの池ノ段に到着です。
立烏帽子山から約15分です。
池ノ段山頂は広く、景色は360度の大パノラマで「素晴らしい!」のひと言です。
さらに、この日は空気が澄んでいてすごかったです。
南側は、広島県南どころか、うっすらと四国の山々も見えました。
北側は、島根県の山々がよく見えますが、なんといっても、やはり大山ですね。
それどころか、はるか遠くに隠岐の島を望むことができました。
私は、隠岐の島を見たことがなかったので感激でした。
比婆山連峰では絶対にはずしたらいけない山です。
それどころか、立烏帽子駐車場から直接来れば、アップダウンもほとんどなく完全にハイキングです。
登山をしていない人やファミリーにおすすめですよ。
池ノ段の素晴らしい景色を十分に堪能した後は、比婆山に向けて縦走していきます。
その2へつづく
コースタイム 立烏帽子駐車場(登山口) → 15分 立烏帽子山山頂 → 15分 池ノ段
なお、比婆山連峰登山のコースはこの本が一番わかりやすいです。
2015年5月上旬
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