若杉山登山
若杉山は、鳥取県三朝町にある標高1020.6mの山で、中国100名山の一つでもあります。
若杉山は、中国百名山の中でも、かなりマイナーな山ではないかと思います。
私も、すぐ近くを何度も通っているのですが、中国100名山制覇を始めるまでは、まったく登ろうとは思いませんでした。
ところが、いざ登ってみるととてもとても素晴らしい山でした。
その若杉山を登山した時の登山レポートです。
若杉山の登山口は、県道283号線を岡山県方面に走って行った大谷という集落の先にあります。
県道にしっかり若杉山登山口の案内看板があります。
そこを上って行った終点が登山口になります。登山口には、数台停めることが出来るくらいのスペースがあります。
地図を付けておきます。
しかし、登山口の手前は500mくらいは未舗装路の急坂なります。そんなに荒れた道ではないのですが、車高の低い車では無理です。
で、未舗装路になる直前に、車1台を停めれなくはないスペースが2つほどあります。
そこを駐車場と考えてもいいのですが、大した距離ではないの、県道に停めて歩いて行くのが一番無難だと思います。
で、準備をして、若杉山登山開始です。登山口から若杉山山頂までは2.1㎞と案内が出ています。
まずは、林道みたいな幅のある道をジグザグと緩やかに登っていきます。
若杉山は、元牧場だったようで、この道はその作業道だったみたいです。だから太いんです。
そして、林を抜けると、辺りはパァっひらけます。
なるほど、牧場だ。気持ちいい緑の草原エリアを上っていきます。
もちろん、景色もいいです。
そして、目指すべき若杉山の山頂付近も見えます。
でも、見た感じなんか急な気がします。
で、本格的な登りが始まる手前から、登山道という感じの太さに変わります。
そして登りになるのですが、それまでが緩やかだったために急に感じるかもしれませんが、全然大したことはありません。
それどころか、ますます景色がよくなり、大山や蒜山がよく見えます。
夏は暑いの確定ですが、春先は景色を眺めつつ気持ちよく登れます。
そして、若杉山山頂に登頂しました。
若杉山山頂は草原状の広めの山頂です。
景色ですが、木々が無いため360度の素晴らしいパノラマが広がっています。
まず、なんといっても蒜山と大山ですね。
大山手前の矢筈山や甲ヶ山のギザギザした形もよく分かります。
大山から日本海に伸びるスッとした稜線もいいですね。
倉吉方面からも日本海を望めます。
他にも、三平山から毛無山にかけての山々もいいですね。
鳥取市方面では、鷲峰山が見えています。
岡山県側では、森林公園の県境となっている山々や南を見れば津黒山はすぐそこです。
いや、ほんと、想像以上の絶景です。
ただ、周りの山の方が若干高いので、東と南は遠くまで眺望がききません。
若杉山は、あまりに気持ちいい山なので、山頂でカッコウの鳴き声を聞きながら昼寝をしました。
でも、夏は、日差しを遮るものがないので、かなり暑いと思います。
昼寝を終え、コーヒーとスイーツでティータイムをして、下山します。
下山時は、山頂直下以外急でないため、かなり膝が楽でした。
若杉山は、かなりおすすめです。
あまり期待していなかった分、私の満足度はマックスでした。
運動をしていない人でも、なんとか上ることができるハイキングレベルの山なので、家族で登ってみるのもいいかもしれません。
以上、若杉山登山レポートでした。
コースタイム 登山口 → 45分 若杉山山頂 → 35分 登山口
2018年5月下旬
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