289系くろしおのグリーン車
紀勢本線を走る特急くろしおの中の、289系くろしおのグリーン車に乗車した際のレポートです。
特急くろしおは、オーシャンアローくろしお、287系くろしお、そして、今回乗車した289系くろしおの3タイプが走っています。
289系くろしおは、正直言いまして、北陸本線特急のお古なんですよね。
私が乗車したのは、白浜駅‐新大阪駅間です。
289系くろしおは、6両編成が基本となっています。
白浜駅方面から見て、1・2~6号車となっています。
グリーン車は、1号車の白浜駅よりの半分で、半室グリーン車となっています。
座席配置は、2人席と1人席の横3列構造です。
席番は、白浜駅方面に向かって、前から1・2~5となっています。
で、白浜駅方面を見て、左側が二人席で右側が一人席となっています。
で、二人席の窓側がA席で、通路側がB席となっています。反対の一人席はC席です。
という感じの全部で15席しかないプレミアムな空間となっています。
座席ですが、さすがに大きくゆったりしています。シートはふっくらとしていて柔らかめだと思います。
そして、枕もあります。
シートピッチも広く、フットレストもあります。
テーブルは、インアーム式のテーブルで、膝の上を右から左まで覆うタイプです。
そして、同じく、インアーム式のドリンクホルダーもあります。
このタイプのテーブルは、悪くはないのですが、ノートパソコンを広げたりするには、幅が少なめなので、向いていません。
そして、座席を立つときは、一度テーブルをたたまないといけないので不便です。正直、私はそんなに好きではないです。
座席背面には、マガジンラックと袋などをひっかけるフックがあります。
窓の横には、ペットボトルを置くくらいのスペースもあります。
座席周りの収納はまあまあいいです。
もちろん、上の荷物棚もありますよ。
あと、各座席のひじ掛けには、コンセントがあります。これはありがたい。
グリーン車車内は、カーペット敷きで、やや落ち着いた照明となっています。
車内販売は、以前はあったんですが今はありません。
加えて、自動販売機もありません。
車窓ですが、白浜駅方面に向かって、左手の窓側席は、梅田の超高層ビル街や大阪ドーム、通天閣を望むことができます。
反対の右側は、所々で太平洋を望むことができます。
なお、窓はかなり大きめです。
前後2列で一つの窓なので、進行方向を見て、後ろ側の窓割だと、かなりの展望をえることができます。
参考までに、5番席のみ一人窓なので、下り白浜駅方面に向かっては、偶数席がおすすめという事になります。
私の場合は、上りの新大阪駅行きだったので、反対の奇数席がいいという事で、1C席を取っていました。
以上、289系くろしおのグリーン車レポートでした。
2018年1月上旬