札幌駅駅弁 海鮮えぞ賞味の感想



北海道最大のターミナル駅である札幌駅には、駅弁が充実しています。

札幌駅の駅弁は、株式会社札幌駅立売商会(弁菜亭)というなんとも風情溢れる名前の会社が作っているのですが、これがどれもうまそうで頭を悩ませます。おまけに種類が多い。

そして、グルメ大国北海道だけあって、他の地域の駅弁よりも、クオリティーを考えるとコストパフォーマンスがいい駅弁がそろっているというイメージを持ちました。

その札幌駅の駅弁の中でも、私は悩んだ末に「海鮮えぞ賞味」を購入しました。
なぜなら、海鮮えぞ賞味は、駅弁売場で人気ナンバー1と書かれていたからです。

海鮮えぞ賞味

海鮮えぞ賞味。札幌名物と書かれているのがすごい!

おまけに、海鮮えぞ賞味には、北海道の海の幸であるイクラ・うに・カニ・ホタテ・トビッコ・鮭が入っていて、まさに北海道を味わい尽くせる駅弁だからです。

私は、この海鮮えぞ賞味を購入し、特急オホーツクの中で食べました。
その感想です。

パッケージには、札幌名物と書かれて期待させてくれます。

蓋を開けてみると、まさに海鮮丼を駅弁にしたような印象を受けました。
「最初のひと口はどこから攻めようかな?」と思わせてくれます。

海鮮えぞ賞味の中身

海鮮えぞ賞味の中身。海鮮が散りばめられています。

私は、サーモンにイクラをのっけて、それを最初のひと口として選択しました。
ご飯は、薄めの酢飯で海鮮の味を邪魔しません。

はっきり言って、おいしいです。
イクラももちろん北海道クオリティーですし、カニはズワイガニでほぐし身とむき身の両方あり、まさにカニちらし。
サーモンは、ややスモークされています。
うには残念ながら蒸しウニです。まあ、生だと駅弁としては危ないですからね。

たしかに、海鮮えぞ賞味は、北海道のメイン海鮮をすべて抑えることができています。

これで価格が税込1000円なので、駅弁という事を考えるとかなり安いのではと思います。
ただ、量がちょっと少ないかも…
そのおかげでカロリーは555kcalと低めです。
女性にはうれしいかもしれません。

また、北海道はグルメ大国です。
駅弁でお腹いっぱいになって他が食べれないなんてもったいない極みです。
特急の車内販売だけを考えても、車内限定のアイスクリームなどありますので、少なめの駅弁は北海道の列車旅には非常にいいと思います。

ちなみに、私は、色んな北海道の駅弁を食べたかったので、これ以外にももう一つ駅弁を買っていました。なので、この量は助かりました。

それにしても、北海道の車窓と駅弁はよく似合います。
駅弁は、普通の弁当よりもやや割高ですが、その分、旅情を増してくれるアイテムと思えばいいでしょう。

札幌駅の駅弁に困ったら、海鮮えぞ賞味はおすすめですよ。
それでも、駅弁売場の人に色々おすすめを聞いてみてもいいかなと思います。でも、結局、海鮮えぞ賞味を勧められると思います。

最後に、札幌駅の駅弁売店の営業時間について。

改札に入った先に駅弁の販売所があるのですが、1箇所は札幌駅が開く時間で営業を開始します。つまりは、朝一の列車に乗る場合でも駅弁を買うことができます。ただし、朝一からすべての駅弁がそろっているわけではない(※だいたい揃っています)ので、無いものもあります。

2015年2月中旬

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