赤星山-豊受山縦走
豊受山と赤星山は、愛媛県四国中央市にある山です。
赤星山の標高は1453mで、豊受山はの標高は1247mです。
豊受山と赤星山を各々単体で登山することもできるのですが、わずか2.7㎞の縦走で両方の山を登山することができます。
特に、野田登山口からだと、1周するようなコースでの登山ができ楽しいです。
私は、野田登山口から赤星山に登山して、豊受山まで縦走して下山しました。
その時の登山レポートその2、赤星山から豊受山縦走編です。
その1赤星山登山はこちらです。
赤星山山頂でやや遅い昼食と休憩を済ませ、豊受山への縦走出発です。
縦走路の道幅は太くはありませんが、所々を除いて斜度もゆるく歩きやすいです。
ここからは、赤星山山頂では見ることができなかった、南側の景色を望むことができます。
まさに四国の山々の景色です。 その先も、一部だけ急な下りがありますが、軽快に進める縦走路が続きます。
赤星山から約40分で2キロ地点にある下山路との分岐である3差路に着きます。
ここから豊受山まで0.7㎞と出ています。
ここからはやや上ります。
三差路の先で私は迷いました。迷ったら戻るが鉄則で無事に縦走路に戻れました。
やはりその個所は迷いやすいのかリボンをしっかり巻いてくれています。
途中の右手には、ふたたび展望岩があります。
南側の四国の山々を眺めることができます。
さっきと違う点は、金砂湖か法皇湖のどちらかは分かりませんが、ダム湖の一部を望むことができます。
景色は、瀬戸内海方面の伊予三島や川之江など四国中央市の中心部が一望です。
この日は霞んでいたので、空気が澄んでいたらもっと奥まで望めたと思います。
展望地点から先も鋸山方面への縦走路が続くのですが、そこを100mほど進んだ下に豊受神社があります。
私は、豊受神社があることを知りませんでしたが、やっぱりなという感想です。
だって豊受山(とようけやま)ですよ。豊かを受ける山、縁起がいいです。
ここから赤星山登山道まで下山するのですが、下の分岐には豊受山まで2.4㎞と出ていたので、ここから豊受山までの0.7㎞を考慮すると、赤星山登山道までは1.7㎞の距離という事です。
まずは、緩やかめに森の中を下っていきます。
道がかなり分かりにくいところがありますので、リボンの見逃しに注意しながら下りましょう。
三差路から1.3㎞地点には休み場があります。
ありがたく休憩させてもらいます。
上りで使うと「えんやこらしょ」「どっこいしょ」となり、そこは、かなりの急登だと思うので、そういう名前を付けたのではと思います。
で、上りで使った赤星山登山道との合流点まで下山してきました。
ここからは、滑りやすくはなりますが、あとはたんたんと下山するだけですね。
途中、右手の苔の斜面を水が白糸のように垂れている滝もどきがあり、涼しげできれいでした。登っている時は、気づきませんでした。ちょっと拾いものです。
そして、野田の登山口に下山しました。野田登山口までの行き方は、こちらに書いています。
赤星山-豊受山縦走ですが、実は、野田登山口から赤星山を往復登山するのと比べて、そこまで大きく距離が延びるわけでも何時間も時間がかかるわけでもありません。
イメージとしては、ちょっと距離が延びるサブルートっていう感じです。
時間と体力に余裕があればぜひチャレンジしてみてください。
で、おすすめとしては、私と同じ反時計ルートです。
これだと、赤星山に登頂した時の体力と時間をみて、判断することができるからです。
このルートは、初めて北アルプスや南アルプスに登るという人のトレーニングとして、本当に最適なコースだと思います。
コースタイム 赤星山 → 40分 三差路 → 20分 豊受山 → 15分 三差路 → 60分 赤星山登山道との合流点 → 40分 登山口
なお、赤星山登山コースはこの本が一番わかりやすいです。
2015年5月中旬
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