メールドグラスの氷河トレッキング
メールドグラスは、モンブランから約12kmにわたって、流れ下る大氷河です。
モンブランの氷河と言えば、まさにココです。写真やテレビで見たことがある人も多いと思います。
ですが、このメールドグラスは、地球温暖化の影響をもろに受けて、氷河がどんどん後退しています。
そのメールドグラスの上を、氷河トレッキングしてきました。
その氷河歩きレポートです。
メールドグラスへは、アプト式の登山鉄道で標高1913mのモンタンベール駅へ行きます。
モンタンベールは、素晴らしい景色が広がります。
まあ、なんといってもメールドグラスです。
「これこれ!」っていう景色が広がっています。
メールドグラスの奥には、アルプスの3大北壁のひとつがあるグランドジョラスがそびえています。
そして、すぐ近くの正面にあるドリュ針峰の尖がった雄姿が素晴らしい。
モンタンベールからゴンドラで下りると、氷の洞窟なんていう名所もあります。
そこには行かず、まずは、モンタンベールから横に進んで行きます。
その先は、梯子の連続で、慎重に一枚岩を下りていきます。
一枚岩なので、落石の心配がないので助かります。
ですが、滑落注意です。
氷河に降り立つと、石や岩で覆われていて氷河という感じがしませんが、その下は確かに氷です。
雪とかじゃないです。完全に氷です。
そこをクレバスに気をつけて進んで行きます。
氷河歩きといっても、砂や小石が氷の上に散らばっていますので、アイゼンが無くても大丈夫です。
もちろん、どんどん上に行くと必要になりますし、最初の部分でもある方がいいとは思います。
最初の部分しか歩きませんでしたが、川があったり、氷河の年輪を見ることができたり、日本ではできない素敵なトレッキングになりました。
モンブランを登山してからの自由行動日があるような場合は、メールドグラスの氷河歩きもいいと思います。
もちろん、氷河歩きをしなくても、モンタンベールからの景色を眺めて、氷の洞窟を見て、ドリュ針峰を眺めながら昼食を取るのも素敵な観光だと思いますよ。
2016年7月上旬
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