新幹線のぞみのグリーン車
新幹線のぞみ号のグリーン車に乗車した際のレポートです。
のぞみは、東海道・山陽新幹線を走る速達型の新幹線です。
主には、東京駅と新大阪駅・広島駅・博多駅をを結んでいます。
東京駅-新大阪駅間ののぞみのグリーン車では、芸能人や有名人を見かけることもあります。
大阪の芸人達が「のぞみのグリーン車で東京に行けるようになりたい」というプチ目標を持つくらい、のぞみのグリーン車って特別なイメージがあります。
でも、他の新幹線や在来線とグリーン車料金は変わらないんですよね。
参考までに、のぞみのグリーン料金を書くと、100kmまでが1280円、200kmまでが2750円、400kmまでが4110円、600kmまでが5300円、800kmまでが6480円、801km以上が7650円と、乗車距離によって変わってきます。
それで考えると、東京-新大阪のグリーン料金は5300円です。東京-博多駅だと7650円です。もちろん、グリーン料金の他にも、運賃と新幹線特急料金がかかります。
さて、私は岡山駅-新大阪駅間をのぞみのグリーン車に乗りました。
その時ののぞみグリーン車乗車レポートです。
のぞみは16両編成の新幹線です。
グリーン車は、8号車・9号車・10号車という3両も割り当てられています。
3両もグリーン車があるおかげで、GWやお盆・正月など特別な時以外は混んでいません。なので、静かに乗ることができます。それに、グリーン車には、騒がしい子供なんて普通はいませんからなおさら静かです。
話を戻して、座席配置は、2人席と2人席の横4列構造です。
東京駅から新大阪方面を見て右手の富士山側の窓側がD席で通路側がC席、反対側左手の海側の窓側がA席で通路側がB席です。
席番号は、8号車が1~17番、9号車が1~16番、10号車が1~17番です。1席が博多駅寄りで、16・17席が東京駅寄りです。
私の席は、8号車2D席でした。つまりは、8号車の博多駅寄りから2番目の富士山側の窓側席ということになります。
グリーン車の席の数って普通は少ないので、のぞみのグリーン車の座席数の多さで、グリーン空間のプレミアム感が他のグリーン車と比べたら劣っていると感じざるを得ません。
それでも、カーペット敷きの車内、落ち着いた照明などでプレミアム感はかもしだされています。
で、座席ですが、新幹線のグリーン車だけあって、幅も広く当然大きくゆったりと座れます。
リクライニングは、電動リクライニングです。
シートピッチはグリーン車だけあって広いので、その分リクライニングができます。
高さを調節できるフットレストもあり、靴を脱いでゆったりとくつろぐことができます。でも、九州新幹線のグリーン車みたいにレッグレストはありません。ちょっと残念。
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テーブルは、背面式の大きなテーブルです。
このテーブルは、前後にスライドしますので、好みのポジションにすることができます。
そのテーブルだけでなく、インアーム式のミニテーブルもあります。
さらに、窓枠にペットボトルを置いたりするくらいのスペースもあります。
背面には網状マガジンラックもあり、雑誌が置かれています。雑誌はありますが、ペットボトルなどを入れておくことができます。
座席周りの収納はなかなかです。
もちろん、上の荷物棚もありますよ。
あと、コンセントですが、各座席のアーム部にあります。なので、テーブルにパソコンを置いて、電池を気にせずに仕事をしながら移動するというようなこともできます。
読書灯も当然あります。
それから、のぞみのグリーン車では、乗車したらアテンダントさんがおしぼりを配ってくれます。これは、簡易とはいえ、グリーン車サービスといえますね。
で、新大阪―岡山間のぞみからの車窓ですが、D席は、姫路城が見えます。反対のA席は、ちょっと離れてはいますが、明石海峡大橋が見えます。
東京まで行くのであれば、D席だと富士山を望むことができます。
D席は、主には北側の車窓なので、直射日光も入りにくいです。なので、車窓の点では、A席よりもD席の方が断然おすすめの座席といえます。
それから、グリーン車の窓は、座席に合わせて配置されているおかげか、普通席よりも広い窓です。
最後に、のぞみには車内販売があり、グリーン車は他よりまめに回ってきてくれます。
以上が、のぞみのグリーン車に乗車した際のレポートです。
2017年1月上旬