三本杭登山レポート
三本杭は、愛媛県にある標高1226mの山で、日本300名山の一つでもあります。
読み方は「さんぼんぐい」です。
この三本杭を5月11日に登山した時の、登山レポートです。
三本杭の登山口は滑床渓谷から登るコース等いくつかあるのですが、最短と思われる黒尊スーパー林道から登るコースを選択しました。
この登山口から三本杭を登ると、三本杭以外にも、鬼ヶ城山や権現山などの山の登山口も近くにあり、ついでにそれらの山も登ることができ、お得だからです。
まずは、三本杭の登山口でもある八面山の登山口に向けて黒尊林道を登っていきます。
最初に鬼ヶ城山の登山口があり、その先に、権現山への登山口があり、そして、八面山(やつづらやま)の登山口があります。
八面山の登山口は、トイレも駐車場もありません。
少しだけ道が広い場所があるので、なんとか寄せて停めるのみです。
トイレは、鬼ヶ城山の登山口にありますので、そこで利用してから来るべきです。
登山は、いきなりの急な階段で始まります。
階段の上も急登です。でも、すぐに終わります。
あとは、なだらかに登っていきます。
まずは、標高1156mの大久保山の山頂を目指します。
巻き道もあるので、大久保山を経なくてもいいのですが、標高差は小さいので、山頂を踏んでいきます。
大久保山の山頂からは、なかなかの景色が広がります。
大久保山を出発して、次は、八面山を目指します。
軽く下り、再び登ります。
大久保山と八面山のコル部には、先ほどの巻き道とそして、八面山すらも巻いて三本杭に行く道があります。
帰りはそこを使うことになるのですが、まずは、八面山を目指します。
八面山への登りも大久保山への登りと大して変わりません。
そして、八面山に登頂です。
八面山頂上からの景色はありません。残念。
そして、いよいよ三本杭への縦走がスタートです。
まずは、下っていきます。
下ったところで、大久保山手前(大久保山と八面山のコル部)からの巻き道と合流します。
先ほどの分岐からの巻き道はここに続いているわけです。
その先も、小さなアップダウンの縦走路が続きます。
林の中の縦走路なので、景色は望めません。
ところどころに、めくると正解が書かれている「この木はなあに?」みたいな看板もあり楽しいです。
で、たんたんと縦走していると、熊のコルに到着します。
熊のコルは、滑床渓谷からの登山道との合流地点です。
熊のコルからは、三本杭に向けて、本格的な登りになります。
そんなにハードな登りではないのですが、ここまでがハイキングレベルなので、相対的にきつく感じます。
途中、鹿のゲートがあります。
分岐もありますが、案内も出ていますし、方向がはっきりわかりますので、間違えることはありません。
そして、視界が開け、しばらく進むと、三本杭山頂に登頂です。
三本杭山頂はかなり広いです。
景色は、四国の山々を見渡すことができます。
この日は霞んでいたのですが、空気が澄んでいたら、下界こそ見えませんが、すごくいい景色だと思います。
三本杭山頂で、お昼を食べ、来た道を戻ります。
ちなみに、三本杭山頂は、影がほぼありません。夏は、灼熱ではないでしょうか?
下山は、八面山も大久保山も巻き道で通過します。
なので、かなり早めに下山できました。
三本杭、なかなかいい山です。
この縦走コースで登れば、かなり手軽に山頂を踏むことができます。
初心者やファミリー登山には、うってつけの山だと思います。
コースタイム 八面山登山口 → 20分 大久保山 → 10分 八面山 → 20分 熊のコル → 25分 三本杭山頂 → 60分 八面山登山口(すべて巻き道で下山)
2017年5月中旬
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