大朝日岳山頂避難小屋レポート
大朝日岳山頂避難小屋に立ち寄った時のレポートです。
大朝日岳山頂避難小屋は、山形県にある日本100名山のひとつ朝日岳の主峰である大朝日岳の頂上直下にある山小屋です。
山小屋といっても、避難小屋とある通り、食事が出たりする宿泊機能がある山小屋ではなく、ちょっと大きな避難小屋と考えてください。
ちょっと大きな避難小屋という表現ですが、もしもの時の本当の避難小屋というよりも、宿泊することが前提となっている避難小屋と考えたら分かりやすいと思います。
ちょっと大きくて、若干快適な避難小屋。
でも、避難小屋の延長線上なので、食事の提供もありませんし、布団などの寝具もありません。
なので、大朝日岳山頂避難小屋に泊まるのであれば、寝袋や食事を自分で用意しなければいけません。
なお、大朝日岳山頂避難小屋自体には、水もありません。
ですが、15分くらいのところに金玉水という水場があります。でも、残雪が多いと雪の下なので、水も用意しておく必要があります。
という感じで、ないない尽くしですが、トイレはあります。しかも、簡易水洗トイレが。
そのトイレは、外でなく山小屋の中にあります。これは、助かります。
トイレは、宿泊者でなくても、1回100円で利用することが出来ます。
と、大朝日岳山頂避難小屋こんな感じの山小屋なんですが、避難小屋と違って宿泊料金がかかります。
料金は、一人1500円。
私は、朝日鉱泉から中ツル尾根のピストン日帰り登山だったので、宿泊することはしませんでしたが、トイレを利用するときに、中を見させてもらいました。
この時は、オフシーズンの平日だったので、管理人さんはいませんでした。オンシーズンは管理人さんがいるようです。
さて、大朝日岳山頂避難小屋は、入口を入ると玄関になっていて、左にトイレがあります。
1階は、管理人室と荷物置場があり、その奥が小さな宿泊スペースとなっていて、階段を上がった2階も宿泊部屋です。
その上にも、梯子で行くことができる屋根裏部屋があるようですが、混まない限り使用しないみたいです。
写真で分かる通り、避難小屋というよりも山小屋という感じですね。
宿泊スペースを全部合わせると、結構な人数が寝れます。宿泊人数は100人ということになっています。
ですが、私が行った日は、オフシーズンの平日にも関わらず、結構な人(おそらく40人くらい)が宿泊するようでした。
十分日帰り可能な山ですが、山頂でゆっくり楽しみたいという人や、のんびり登りたい人が結構いるということです。
このことから推定して、オンシーズンは大変込み合うんじゃないのかなと推定します。
でも、避難小屋扱いなので、予約とかありませんし、念のために早く着くことをおすすめします。
他には、避難小屋なので、乾燥室はありませんし、自炊室もありません。
自炊する場合は、一階と二階の棚にステンレス製の板をおいてあり、火器を使用しての調理はそのステンレス製の板の上でします。
まあ、私は、実際に宿泊したわけではないので、大朝日岳山頂避難小屋についてはこんなところです。
ただ、泊まらなくてもわかることは、晴れていれば、周りに明かりがないのですごく星がきれいだと思います。
ご来光も夕日も最高でしょう!!
日帰りで登るのもいいですが、大朝日岳山頂避難小屋に宿泊しての登山も素晴らしいと思います。
2017年10月上旬
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