最短の飯谷コースでの大江高山登山
大江高山は、島根県大田市にある標高808mの山で、中国100名山のひとつでもあります。
春には、ギフチョウが生息している山としても知られています。
この大江高山ですが、日本海から直線で8㎞程の位置に、独立して存在していますので、なかなか存在感のある山で目立ちます。ゆえに、人気があります。
登山コースは、最も一般的な山田コースや最短の飯谷コースなどありますが、私は、飯谷コースで登りました。
飯谷コースは最短距離で、県道46号飯谷バス停から北へ1㎞ほど進んでいくと、山辺八代姫命神社があり、そこが飯谷登山口となっています。標高355mと出ています。
県道46号線の所に大江高山についての説明看板が出ています。
地図を付けておきます。
山辺八代姫命神社のすぐ下には、駐車場があるのですが、直前の道が急で苔むしているうえ細いので、その下に2台ほど駐車できるスペースがありましたので、私はそこに置きました。
無難に行く場合は、この説明看板の前に2台ほど駐車できるので、そこに置いておくのも手かもしれません。
登山口からは、まずは、緩やかに登って行き、右に曲がるとロープがある急な個所があります。
そこを過ぎると、ほぼまっすぐに急登の登山道が続きます。
ロープがずっと続いているほど急な登りです。
この直前に登った石見冠山で、「大江高山の飯谷コースは急だよ」と言われたことを思い出しました。ほんと、その通りです。
ほとんど階段状にもなっていない45度くらいの登山です。かなり厄介です。雨の日や初心者はこのコースを利用しない方がいいみたいなことを書いていたのは伊達じゃありません。
途中、平坦になる個所があるのですが、そこからもまた急登が続きます。
そして、山頂が近くなってきたら、比較的緩やかな登りになります。
それを進んでいくと、大江高山山頂に着きます。
大江高山山頂は、やや広めです。
山頂からの景色としては、北側半分望めるという感じです。
この日は、かなり霞んでいましたが、三瓶山や日本海は近いだけあってよく見えました。
中国山地方面の南半分は、木々に覆われて望めませんでした。
山頂からも、山田コースからの登山道が延びていますが、そっちからだと、南方面の景色も見える箇所があるのではないかと思います。
で、しばし景色を楽しんで休憩したのち下山です。
下山は、相当気を遣いました。要所要所でロープも有難く使わせてもらいました。地面が少しでも濡れているときは、このコースでの下山はしない方がいいと思います。
そして、無事下山しました。
飯谷登山口からの大江高山登山ですが、技術と体力に自信があるのであれば、山田コースよりかなり早く登れますので、悪くはないと思います。
でも、雨の日はもちろん、雨の次の日も避けた方が無難ですよ。
大江高山自体は、いい山だと思います。石見銀山観光した後に、三瓶山以外でちょっと登って帰りたいというのであれば、大江高山ありという感じですね!
コースタイム 飯谷登山口 → 60分 大江高山山頂 → 45分 飯谷登山口
2020年5月下旬
タグ:中国100名山