とさのキンメ丼
高知県室戸市は、西日本屈指の金目鯛の水揚げ地です。
これを利用して、町おこしの一環として「室戸キンメ丼」という料理が、2012年から市内各所の店で提供され始めました。
キンメ丼の定義は、「室戸沖のキンメダイの照り焼きと地魚の刺身をのせること」・「各店独自のキンメダイのアラでとった出し汁をつけること」です。
料金も統一されていて税込1600円です。
私は、バスで室戸岬を回っているときに、このキンメ丼を味わうために室戸市で下車しました。
私が行った店は、国道55号線沿いにある「食事処とさ」という店です。
その時、キンメ丼を食べた個人的な口コミというかレポートです。
とさの場所は、室戸市の中心部、国道55号線沿いにあります。
バス停からも近く便利な場所です。
店の横に駐車場はあるようですが、数台分だと思います。
店構えは、よくある食事処といったところです。
中も同じくです。
さっそく、キンメ丼を注文します。
その時は、13時くらいだった為、店主?一人だけの為か、提供までに少し時間がかかりました。
で、キンメ丼がやってきました。
おおー!めちゃめちゃうまそうです!
最初に、食べ方を簡単に説明してくれました。それによると、まずは、たれをかけてキンメ丼を食べて、最後に、だし汁をかけてお茶漬けにしてくださいとのことでした。
さっそくいただきます。
魚は、キンメの照り焼き以外に、おそらく3種類入っています。
どれも新鮮でおいしいです。
それにしても、このキンメダイの照り焼きの美味いこと!!
これだけで、茶わん2杯くらいご飯が食べれそうです。
で、最後は、室戸キンメ丼らしく出汁をかけて食べます。
完全に別の食べ物になるので、2度おいしいです。
個人的には、出汁をかける前の方が好きです。
他にも、漬物・小鉢・汁が付いていたのですが、魚の汁はとてもおいしかったです。
それよりも、当日の小鉢がとてもおいしかったです。
おそらく、アジか何かの魚をあぶって身をほぐして、野菜とすだちか何かであえたあえ物でした。これが、非常にさわやかで、かつ、魚の香ばしさが最高でした。
他の店がどんなかは分かりませんが、少なくとも「とさ」のキンメ丼に関しては、この味と内容で税込1600円は全く高くない。
個人的には、かなりおすすめできます。
室戸キンメ丼は、新しいメニューですが、すでに認知されています。
室戸市を訪れる際は、ぜひ、味わってみてください。
2017年8上旬