アジアな季節SORAの児島たこ塩焼きそば
児島たこ塩焼きそばは、岡山県倉敷市児島のB級グルメで、簡単に説明すると、タコが入った塩焼きそばのことです。
もう少し詳しく説明すると、児島たこしお焼きそばを名乗るには、下津井産の蛸と児島の塩を使っていることがルールとなっています。
それら児島の食材を使って作られた焼きそばが「児島たこ塩焼きそば」です。
全国には色々なB級グルメがありますが、実はこの児島たこ塩焼きそばは、元々からその地域で存在していたB級グルメではなく、後発のB級グルメです。
といっても、その地域の特産品を使った立派なB級グルメです。
かつて児島は、塩田王の野崎武左衛門による塩の産地として有名でした。下津井は、明石と並んでタコが有名です。
この児島の名物のタコと塩がコラボしてできたB級グルメが、児島たこ塩焼きそばという事です。
現在、児島たこしお焼きそばを提供している店は、児島地区内に10店舗ほどあります。
そのうちのひとつ「アジアな季節SORA」は、JR児島駅から徒歩5分のショッピングコートパティオ2階のグルメ街にあり、無料の大駐車場も完備しているのでおすすめです。
天満屋ハピータウン児島の隣、西欧風の建物がパティオなので分かりやすいと思います。
アジアな季節SORAは、地元では有名な居酒屋です。営業時間は、ランチが11:30~14:30で、夜が18:00~です。
定休日は月曜日です。
居酒屋なのに、「お通し」や「付出し」といわれる自動的に出てくる300円くらいの小鉢が存在していないので、安心して児島たこ塩焼きそばのみを食べに行くことができます。
で、中に入って「児島たこしお焼きそば」を注文してみます。
店内は、なかなかオシャレな雰囲気の居酒屋です。
注文し、待つこと10分ほどで「児島たこしお焼きそば」がやってきました。
値段は790円(税抜)です。
正直、焼きそばと考えるとやや高めですね。
美味しいです。ただの塩焼きそばというより、ややピリ辛でひと工夫されています。
野菜もたっぷりで、女性にはうれしい焼きそばだと思います。
店長に話を聞いてみると、ただの塩焼きそばだと面白くないのでアジアの調味料を隠し味に使っているとのことでした。値段はやはりというか下津井産の蛸が高いからとのことでした。ついでに、テレビや新聞で取材されたことがあるとも言っていました。
本日食べた児島たこ塩焼きそば以外にも、この店は生ビールにこだわっているようなので、実は私、昼にもかかわらず生ビールも飲んじゃいました。
結果、樽生達人店ゴールドの看板はだてじゃありませんでした。クリーミィな泡が最高のうまい生ビールでした。
なので、たこしお焼きそばをつまみに生ビールを飲むのが最高ですね。
昼間っから幸せな気分になりました。
最後に、「アジアな季節SORA」は、児島ジーンスストリートからも近いので、児島ジーンズストリート観光とセットで児島たこ塩焼きそばを味わってみるのがいいと思いますよ。
2014年9月上旬