エヴァ新幹線乗車レポート
エヴァ新幹線とは、JR西日本の500系こだまを改良して、エヴァンゲリオン初号機カラー塗装をし、車内も展示室や実物大コックピットとエヴァンゲリオンムード満点にした新幹線です。
2015年、山陽新幹線は全線開業から40周年、エヴァンゲリオンはテレビ放送開始から20周を迎え、この2つを記念しスタートしたのが「新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクト」です。
「エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明氏の監修と、メカニックデザイナーである山下いくと氏の車両デザインによる「500 TYPE EVA」車両がエヴァンゲリオン新幹線なのです。
エヴァ新幹線の運転日は、2015年11月7日から2016年2月29日までです。一部運休日がありますが、土日祝だけでなく平日も運転しています。
エヴァ新幹線運転終了後も平成29年3月までの1年半にわたり、記念旅行商品や記念グッズの販売など様々な催しを予定しています。
エヴァ新幹線の運転区間は、博多駅-新大阪駅間で、博多駅を出発して、すべての駅に停車して新大阪駅へ。そのまま、折り返して、すべての駅を停車して博多駅まで戻ります。
エヴァ新幹線の主な駅の時刻表は、上り(こだま730号)は、博多駅6:36発→小倉駅6:54発→新下関駅7:03発→新山口駅7:27発→徳山駅7:44発→広島駅8:24発→福山駅9:19発→岡山駅9:52発→姫路駅10:28発→新神戸駅11:00発→新大阪駅11:14着です。
下り(こだま741号)は、新大阪駅11:32発→新神戸駅11:46発→姫路駅12:10発→岡山駅12:40発→福山駅13:11発→広島駅14:02発→徳山駅14:53発→新山口駅15:08発→新下関駅15:38発→小倉駅15:48発→博多駅16:07着です。
そして、いよいよ岡山駅に下りエヴァンゲリオン新幹線が入線してきます。
たくさんの人がスマホなどで撮影しています。
カッコイイです。インパクトも抜群です。
もともと500系新幹線はカッコイイと言われていましたが、このエヴァンゲリオン新幹線は、エヴァンゲリオン自体が存在していなくても何の違和感もないと思います。
外装は一編成まるごとエヴァンゲリオン仕様ですが、エヴァンゲリオンの世界観をテーマにしたコンテンツがあるのは1号車と2号車です。
まず、2号車には、1号車の企画展示室に乗車する人の為の待機席があります。
そして「NERV(ネルフ)」マークが通路や日よけ、側面などに描かれ、座席や枕カバーも乗エヴァンゲリオン仕様となっています。
そして、いよいよ1号車です。
1号車後方は、展示体験ルームです。つまり、企画展示室と実物大コックピットです。
パネル展示やジオラマやフォトスポットがあり、楽しいです。
乗降車口等もNERV仕様で、NERVの基地内にいるみたいです。
で、抽選に当たったので、1号車前方にある実物大コックピットへ。
実際に乗ってみます。
エヴァのパイロットってこんな感じなのかという事が体験できました。
前の画面では、エヴァ新幹線の前面展望が映し出されていて、そこに使徒がやってきて、それを撃退するゲームです。
その結果によってだと思いますが、最後に、500 TYPE EVAとのシンクロ率が出ました。
いや~たった5分のコックピット体験ですが面白かったです。
車内のチャイムも、エヴァンゲリオンのオープニング「残酷な天使のテーゼ」のメロディーが流れます。
という感じであっという間に、私の乗車区間である福山駅に到着しました。
福山駅でもたくさんの人がエヴァ新幹線を写真を撮っています。
注目度が高いですね。
楽しかったです。
このエヴァ新幹線の料金は、新幹線の料金だけです。
私の場合は、実物大コックピットの抽選が当たったので、かなりお得でした。
で、エヴァ新幹線の予約方法は、JR西日本の特設ページに申し込みをする方法と、旅行会社が販売する専用企画商品を旅行会社店頭で購入する2種類の方法があります。
私は特設サイトでの応募で、コックピットまで抽選で当たりましたのでラッキーでした。
ちなみに、エヴァ新幹線に対しての海外の反応ですが、「カッコイイ」「乗ってみたい」「日本はすごいな」「エヴァンゲリオン好きにはたまらないだろうな」など、おおむね好反応といえます。
最後に、このエヴァ新幹線に乗る乗らないかはともかくとして、運行時間がはっきりしていますので、入場券で各駅のホームに上がって一目見る価値はあると思います。
2015年11月下旬