スーパー白鳥のグリーン車
函館駅と新青森駅を結ぶ特急スーパー白鳥号のグリーン車に乗車した際のレポートです。
まず、特急スーパー白鳥の説明を簡単にします。スーパー白鳥は、東北新幹線と函館を結ぶ本州北海道連絡特急です。
東北新幹線が八戸までだった時は、八戸と函館を結んでいました。
ゆえに、新函館北斗駅までとはいえ北海道新幹線が開業すると、スーパー白鳥は廃止されます。
スーパー白鳥は、緑色の特徴的な車体になります。
函館と新青森の距離は165kmくらいなのですが、間の停車駅は、木古内・蟹田・青森だけです。中には、五稜郭と津軽今別に停車するのもあります。
そして、青函トンネル内は、時速140㎞という高速で駆け抜けるため、大体25分で通過します。青函トンネルは、レールの継ぎ目がないのでガタンゴトンというあの音がなくなります。
スーパー白鳥の簡単な説明は以上です。
で、私は、函館駅から青森駅まで、スーパー白鳥のグリーン車に乗車しました。スーパー白鳥のグリーン車は、函館駅寄りの1号車の半室です。1号車の残りの半室は普通車指定席です。
1号車の先頭部には乗降口があるので、乗車時に1号車普通指定席へグリーン車室を通り抜けする人がいます。ちょっとだけ落ち着けません。まずは、座席配置ですが、通路を挟んで1席と2席の配置で5列並んでいます。全部で15席というプレミアムな空間になっています。
席は、青森駅方面に向かって左手が2席で、反対が1席構造です。1人席の方がA席で、2席の窓側がD席・通路側がC席です。B席はありません。席番号は、青森駅方面から5・6~9となっています。
私の座席は、二人席のD席函館寄り一番後ろの9Dでした。
グリーン車の座席自体は、革張りでかなり大きく、ゆったり座れます。
もちろん、フットレストもあります。
テーブルは、インアーム式で、座席を覆う形ですので、なかなか広いです。
さらに、一部の列車を除いて、車内販売もあります。
スーパー白鳥からの車窓ですが、二人席のD席が海側なので、海岸の景色を楽しむことができます。
特に、五稜郭駅と木古内駅間は、なかなかの景色です。
この海側の景色が見たくて、私は一人席でなく、2人席の窓側D席にしました。
そもそもド平日の昼間なので、隣には人は来ないだろうと予想していました。そして、実際にグリーン車は15席しかないのにもかかわらずガラガラでした。ちなみに、普通車も空いていました。
なので、私のおすすめのグリーン車の座席は、車窓を楽しみたいのであればD席です。
なお、スーパー白鳥には、一部列車を除いて車内販売があります。非常にありがたい。
そして、スーパー白鳥のグリーン車料金は、JR北海道とJR東日本のどちらになるのか?という疑問を持っていたのですが、切符を買ったらJR北海道のグリーン料金ということが分かりました。JR東日本のグリーン車料金はちょっと安いので残念です。
最後に、ほんとちょっとしたどうでもいいことなのですが、緑色(グリーン)の車体のスーパー白鳥のグリーン車は、グリーングリーンで気分的に面白いと思いました。
以上が、スーパー白鳥のグリーン車に乗車した際のレポートです。
2015年2月中旬