南アルプスの椹島



南アルプスの赤石岳や荒川岳などの登山基地といえば椹島です。
この椹島ですが、地図を見ただけではイメージがつきにくい。
なので、椹島について書きます。ちなみに、読み方は「さわらじま」です。

まず、南アルプスの登山基地である椹島の標高ですが、椹島にある看板では標高1100mと出ています。なので、適度に涼しいです。

椹島の看板

椹島の標高が書かれた看板

登山地図によると椹島ロッジの標高は1120mです。
実際に、現地で見ると、椹島の看板と椹島ロッジは、同じ高さにあり、どっちが正しいのかと思うところですが、大した問題ではありません。
要は、椹島の標高は1100mくらいと思っておけばいいという事です。

椹島からは、荒川東岳(悪沢岳)か赤石岳、あるいは両方に登山する人が、大部分を占めると思います。椹島の標高から考えると、3120mの赤石岳・3141mの悪沢岳両方とも2000m以上の標高差です。

片方だけでもハードな登山ですが、もし、荒川岳と赤石岳を縦走するのであれば、日本屈指の縦走になりますので、その心づもりでいてください。

椹島までの行き方ですが、基本は東海フォレストの無料送迎バスの利用となります。
東海フォレストの無料送迎バスについては、このページに詳しく書きました。

椹島は、清流の横に広がる緑のオアシスというイメージです。
椹島の敷地自体は広いですよ。

椹島にある設備としては、無料の公衆便所、休憩所、食堂と売店の建物、展示館、そして、宿泊ができる椹島ロッジがあります。といっても、大自然です。

椹島展示館

椹島ロッジではありません。展示館です。

また、芝生の広場など、椹島にはイスと机も多数あります。もちろん、芝生で横になることもできます。

食堂では、軽食をとることができるようです。
売店では、飲み物や非常食、お土産物などが売られています。種類は多くありません。

私は宿泊しませんでしたが、椹島ロッジには風呂があるようです。宿泊者は入浴できます。登山者は、有料でシャワーのみ利用できるようです。
椹島ロッジは、山小屋というより、宿所ってイメージの建物です。旅館やホテルともまた違います。
なお、椹島ロッジも、東海フォレストの無料送迎バスに乗るための条件である山小屋のひとつです。

椹島でのキャンプですが、もちろんキャンプ場もあり、キャンプ登山の人も対応しています。

椹島には、最低限の施設・設備は揃っていますので、まさに登山基地と言っていいでしょう。しかし、最低限と思ってください。手にはいるものは、最低限と思ってください。

最後に、携帯電話の電波ですが、椹島では、ソフトバンクだけが使えます。なんと、珍しい。
ちなみに、赤石岳、荒川岳では、ドコモとAUは、そこそこ電波が入りますが、ソフトバンクは、ほぼ圏外です。

いずれ、椹島を含め、山頂付近も、3キャリアすべて使えるようになるのではと思います。

以上、椹島のレポートでした。

2014年9月下旬




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