特急はくたかのグリーン車



越後湯沢駅と金沢駅を結ぶ特急はくたかのグリーン車に乗車した際のレポートです。

特急はくたか

越後湯沢駅での特急はくたか

まず、特急はくたかの説明を簡単にします。
特急はくたかは、上越新幹線を使って越後湯沢駅で乗り換える、東京と金沢の最短ルートを走る金沢連絡特急です。

金沢連絡特急なので、北陸新幹線開業とともに、はくたかの名は北陸新幹線に引き継がれ、この区間のはくたかは廃止されます。

六日町駅と犀潟駅間は、JRでなく北越急行という私鉄を走ります。
その北越急行内でのはくたかの速度は、新幹線以外では国内最高速度の時速160㎞という高速走行をします。
ちなみに、JR区間は時速130㎞です。

はくたかの簡単な説明は以上です。

で、私は、越後湯沢駅から金沢駅まで、越後湯沢駅弁のほくほく弁当を購入し、グリーン車に乗車しました。

はくたかのグリーン車は、金沢駅寄りの1号車です。
1号車で、先頭部には乗降口がないので、通り抜けする人もいなくグリーン車の客以外は入ってきません。

はくたかは、北越急行の車両とJR西日本の車両を繋いだ形で運転されます。
赤い車両が北越急行車両で、灰色みたいな車両がJR西日本の車両です。
私が乗ったはくたかは、金沢方面がJR西日本の車両でした。

はくたかの繋ぎ目

JR西日本車両と北越急行車両のつなぎ目

北越急行車両のマーク

北越急行車両には、北越急行のマークがあります。

まずは、座席配置ですが、通路を挟んで1席と2席の配置で12列並んでいます。全部で36席です。

席は、金沢駅方面に向かって左手が2席で、反対が1席構造です。1人席の方がC席で、2席の窓側がA席・通路側がB席です。席番号は、金沢駅方面から1・2~12となっています。

私の座席は、一人席のC席一番後ろ12Cでした。

グリーン車の座席自体は、サンダーバードと同じです。
かなり大きく、ゆったり座れます。
もちろん、フットレストもあります。

はくたかのグリーン車のシート

はくたかのグリーン車のシート

テーブルは、インアーム式の半面テーブルしかなく、お茶やビールを飲みながら弁当を広げるにはやや狭いです。

ほくほく弁当

ほくほく弁当を置いたらテーブルはいっぱいです。

とはいえ、前の座席背面には雑誌や新聞やペットボトルなどを入れることができるポケットがありますし、ペットボトルくらいなら窓枠にも立てることができます。

あと、コンセントも付いていますので、充電にも困りません。
さらに、一部はくたかを除いて、車内販売もあります。

はくたかからの車窓ですが、一人席のC席が日本海側なので、日本海の美しい景色を楽しむことができます。
特に、入善駅と親不知駅間の海は、晴れていれば、ややコバルトブルーで美しいです。

反対のA席からの車窓は、なんといっても北アルプス立山連峰の眺めが美しいですね。

おすすめの席は、やっぱり日本海を眺めることができるC席ですね。
個人的には、トイレに近いがドアのすぐ横でもなく、かつ窓の状態を考えると、10C席なんかいいと思います。

以上が、特急はくたかのグリーン車に乗車した際のレポートです。

2014年2月中旬

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