石鎚ふれあいの里のコテージ宿泊レポート
石鎚ふれあいの里のコテージに宿泊した時のレポートです。
石鎚ふれあいの里は、愛媛県西条市にある高嶺小学校の廃校跡を利用しているキャンプ場です。
場所は、石鎚山登山口に向かう愛媛県道12号線のすぐ横にあります。
黒瀬湖より数km石鎚山方面に行った先にあります。
この石鎚ふれあいの里のコテージ(ケビン)の東之川に宿泊した際の、個人的な口コミというか感想です。
石鎚ふれあいの里について、特筆すべきは、最初に書いた通り廃校跡を利用しているキャンプ場という点です。
校舎や体育館、プールなんか、ちょっと懐かしい田舎の小学校と言う感じで雰囲気抜群です。
校舎などを宿泊棟や研修棟に利用しています。
コテージは、山の斜面に建てられています。
石鎚ふれあいの里では、コテージといわずにケビンとしていますが、コテージって言った方が一般的だし、設備もバンガローレベルではなくコテージレベルだと思うので、このページではケビンと言わずに、コテージと表現させてもらいます。
石鎚ふれあいの里のコテージは、様々な大きさのものがあります。
私たちは、職場の男女が入り混じってのキャンプだったので、寝室を異なることができる東之川を予約していました。
もし、そういうのを気にしないグループだったら、他のコテージでもいいと思いますし、大人数の場合は一番下にある高嶺が近くて大きくておすすめです。
実は、東之川は、一番上の区画にあるのです。
そのため、荷物を運ぶのが結構な重労働になります。
コテージに着いたら、まずはカギを開け中に入ります。
東之川は2.5階建て構造です。
入口の右手には、少し下る階段があり、その左手がベッドがある寝室です。
布団も枕もあります。
右手は、お風呂です。
脱衣所もありますが、ドアには鍵が付いていません。
お風呂は、広くはありませんので、2人が同時だときついです。それでも、一人が十分にくつろげる広さはあります。
なお、シャンプーと石鹸は付いていませんので、持参した方がいいです。
再び入口に戻って、入口の左手が洗面所とトイレです。
トイレは、ウォッシュレットではないもののきれいなトイレです。もちろん、トイレットペーパー完備です。
入口からまっすぐにメインの2階部分に上る階段があります。
2階部分は、かなり広いです。
談話室と台所と寝室が一つになっています。
寝室部分の広さは4畳半あり、一段高くなっています。
談話室・台所部分は板間で、座卓があります。
座卓の周りには薄い絨毯が敷いてありますし、座布団も押入れに入っています。
台所の機能ですが、ガスレンジが2つです。
冷凍庫付きの冷蔵庫もあります。
調理器具や食器類は、主なものを完備しています。
大きめの鍋、フライパン、やかん。
包丁とまな板、お玉。
コップ、皿、マグカップ、茶わん、ボウル皿、箸にスプーン。
これだけあれば、普通は大丈夫でしょう。
もし、足りないものがあれば、貸してくれるそうです。
ただし、食器用洗剤とスポンジはありませんので、洗い物セットは持参してください。
あと、炊飯器もありません。
ですが、受付時に100円で貸してくれます。
炊飯器のサイズは、10合炊きや5号半炊き等の色々なサイズがあります。私たちは10合炊きのをレンタルしました。
2階には、他に大きめのテラスがあります。
緑の山々と眼下の加茂川の眺めが落ち付きます。
ちなみに、加茂川へは石鎚ふれあいの里から手軽に下りることができ、清流での川遊びを楽しむことができます。詳しいことはスタッフに尋ねてみてください。なお、ライフジャケットも100円でレンタルすることができます。
2階部分で他に書くことといえば、コンセントは随所に十分すぎるくらいあります。
それから、これは設備面の欠点なのですが、エアコンがありません。扇風機はありましたが…
石鎚ふれあいの里は、標高が200mないくらいと低いので、夏場だと暑いです。といっても、街中より5度くらいは低いです。
夜と朝は涼しいのですが、夕方や出発前は暑いです。なお、この時は猛暑日でした。
他には、私達はうまく繋がらなかったのですが、WiFiもあるようです。なくても、4Gでバリ3です。
それから、最大の欠点。
テラスの出入り口にもなっている網戸とドアの間に隙間があり、夜は虫が入ってきます。しかも、主にカメムシ。
なので、目張りした方がいいです。
コテージ内には、ノーマットと殺虫剤があります。もしなければ貸してもらいましょう。
東之川のレポートとしてはこんな感じです。
これだけの設備なので、ケビンと言うよりはコテージといってもいいでしょう。
大きさ等違えど、他のコテージも同じ設備だと思います。
料金なのですが、コテージの大きさと利用人数により料金は異なります。
ただ一つ言えることは、他所のキャンプ場と比べたら安い!
なお、石鎚ふれあいの里のゴミ出しですが、缶瓶、生ごみ、燃えるものの3種類の分別です。ペットボトルは燃えるものです。
ついでなので、バーベキューについて。
私たちは、バーベキュー場をひとテーブル予約していました。
料金は3000円です。
炭も道具一式も付いています。さらに、火おこしまでしてくれます。
それから、石鎚ふれあいの里での花火ですが、打ち上げ以外の手持ちと噴出系ならOKと言われました。
他に書くことといえば、休業日は正月とあと数日あるくらいです。
料金がおそろしくリーズナブルなのに加えて、スタッフがめちゃめちゃ感じがいい。
総評として、石鎚ふれあいの里のコテージは、かなりおすすめです。ぜひ、利用してみてください。
2017年8月下旬