篠山登山レポート
篠山は、愛媛県と高知県の県境にある標高1065mの山で、日本300名山の一つでもあります。
読み方は「ささやま」です。
篠山は、山岳信仰の山で、また春にはアケボノツツジが咲くことでも有名な山です。
この笹山を5月10日に登山した時の、登山レポートです。
篠山の登山口はいくつかあるのですが、最も最短の県道332号線の峠からの登山口を選択しました。
この峠道が完全1車線のいわゆる険道です。車であるなら、東方面から行くのではなく、秡川温泉方面から南下して、笹山トンネルを抜けた先から向かうのが最も楽です。この道だと、トンネルの先から峠までがすれ違い困難な道になり、険道区間としては、最も短くなります。
峠の手前に「不老長寿の水」という水場がありますので、水がない場合はゲットしておきましょう!
登山口は、意外にも広めの駐車場(第一駐車場)があります。そして、なんときれいな水洗トイレも。かなり充実の登山口です。
で、装備を整え、準備運動をして篠山登山開始です。
篠山山頂までは1000mの距離です。
篠山登山道は、さすがに300名山だけあってよく整備されています。
森の中を、斜度もそこまで急ではなく登っていきます。
やがて、番外寺院跡に到着します。
ここで第二駐車場からの登山道と合流します。さらに、篠山を1周するような道との分岐でもありますが、その道は崩落していますので、すぐ先の大杉から先は、進入禁止となっています。すぐなので大杉の見学をするのもいいでしょう。
私は、帰りにその道を通ったのですが、確かに崩落していました。そこまで危険ではありませんが、初心者は行かない方がいいでしょう。
ということで、鹿のゲートを開けて、素直に篠山山頂に向かいました。
入らずの森の分岐を過ぎ、そのまま進んで行くと、やがて石段になります。それを登りきったら神社があり、その奥が篠山山頂になります。
篠山山頂は、そこまで広くはありません。
伊予の国と土佐の国の国境の石柱があります。いったい何年前のものなのだろう?
少しポジションを変えなければいけませんが、篠山山頂からの景色は、南側方面以外は望むことができます。
素晴らしい景色です。
この日は霞んでいましたが、空気が澄めば九州まで望めそうです。
さらに、時期がちょうどよく、アケボノツツジが咲いていました。きれいです。
お弁当を食べながら篠山山頂の景色を堪能し、下山します。
私は、ぐるっと回ったのですが、距離も長くなるうえ崩落もしていますので、素直に来た道で下山しましょう。
篠山は、標高を考えるとかなりいい景色の山です。
アケボノツツジの咲く時期は、きれいなので一番です。
個人的にはおすすめですよ。
コースタイム 登山口(第一駐車場) → 20分 番外寺院跡 → 15分 篠山山頂
2017年5月上旬
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